「プラモデルやスチールラックを組み立てるイメージに近い」──。INAXのシステムキッチン「Reno(レノ)」の施工方法について、同社キッチン・洗面事業部商品開発部の松岡輝樹さんはこう例える。
下の写真が、実際にレノを施工している現場の様子だ。東京・三軒茶屋の賃貸マンションのリフォームに採用した。一般的なシステムキッチンは、調理台や流し台などそれぞれ独立した木製ユニットを連結させて組み立てる。レノはそうした方法とは異なり、キャビネット全体を一つのフレームで構成する。
主な工程は、写真のように奥行き方向のフレームと長手方向のフレームを組み立てて本体の枠組みをつくった後、側板やキャビネット扉をビスで留め付け、ワークトップをはめ込む。
キッチンの施工者にヒアリングを行い、課題として挙がった搬入性にも配慮した。ユニットで納品される一般的なシステムキッチンの搬入は、狭い階段が折り返せなかったり、二人掛かりで搬入したりと重労働だった。レノでは、部材がバラバラに梱包して納品されるので、ほとんどを一人で運ぶことができる。
レノを施工したアピエ(埼玉県越谷市)の平山政人さんは「部材ごとに搬入できるので楽。レノを据え付けるのは今回で3回目だが、組み立て自体は難しくない。ただし、キャビネット本体を組み立てるスペースや、小分けになった部材の置き場所などが必要になるため、一般的なシステムキッチンよりも広い作業スペースがいる」と感想を話す。
標準モジュールを設定し15年後でもパーツ交換に対応
フレーム構造としたことで、パーツが簡単に交換できるようになった。例えば、ワークトップだけ、キャビネット扉だけ、キャビネットの底板だけを新しくすることが可能だ。この賃貸マンションのオーナーは「部材が古くなったら取り替えられるところが気に入った。食器洗い乾燥機などの設備機器を後から追加できる点も賃貸物件と相性がいい」と話す。
INAXではレノの開発に合わせて、同社製システムキッチンの標準的モジュールを設定した。今後開発するシステムキッチンは、扉のサイズやヒンジの位置など、レノと同じモジュールにする。一般的なシステムキッチンの寿命に相当する15年を経過しても、長く使い続けるために部材単位で交換できる仕組みだ。松岡さんは「モジュールに基づいて時代に合った色や素材、アイテムを用意する。キッチンも少しずつ手を加えながら長く使ってもらいたい」と説明する。
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