ゼネコン各社 現場の安全管理を「見える化」 LED計測装置を相次ぎ採用 / 建設工業

発光ダイオード(LED)を利用した現場の安全管理技術の採用がゼネコン各社で進んでいる。神戸大学大学院の芥川真一教授を中心に開発された技術で、トンネル掘削の現場などで何らかの要因によって変位などが生じた場合に、その度合いに応じて異なる色を発して、作業員に注意を促す。錢高組、鴻池組、西松建設らがそれぞれの現場で採用しており、「職員や作業員からも、安心して作業ができると評判がよい」(錢高組)という。1月に発足した芥川教授主宰の「OSV(On Site Visualization)研究会」では、現場の安全管理の「見える化」を推進するこの技術の発展や適用拡大を目指した取り組みを展開している。

 東京都が地下構造で計画する環状2号線の工事で、都営三田線御成門~内幸町間との交差を施工する錢高組JVが採用したLED装着の変位計測装置「光る変位計」。神戸大と北斗電子工業(兵庫県西宮市)が共同開発したこの技術を、開削方式によって行われるトンネル工事の大規模土留め欠損部の安全管理に利用した。現場では、変位量に応じて光の色が青、シアン、緑、黄、赤の5段階に変化するこの装置を、土留め欠損部と不動点となる中間杭の間に設置することで、2点間に生じる変位を光で表示。これまでのように、現場の計測データを事務所で処理するような面倒な作業をしなくても、その場で変位状況を把握できるようにした。

 一方、鴻池組や西松建設が採用したのは、神戸大、東亞エルメス(鹿児島県鹿屋市)、環境総合テクノス(大阪市中央区)が開発した光る表示装置「LEC(Light Emitting Converter)」。任意の計測装置(ひずみ計、変位計、圧力計、コンクリート応力計、温度計、水圧計など)と組み合わせ、事前に設定した管理基準値の大きさに応じて異なる光の色で情報発信できる。
 西松建設は、福岡県内の農道整備事業の一環で行われたトンネル新設工事に導入し、県道との交差部がわずか35センチという厳しい現場条件の中、県道を走る車両の安全性・快適性を確保するのに利用。坑内変位を常時監視できるようにして、万一の場合に備えて、迅速な対応が取れる体制の整備に役立てた。

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