メンテ不要の屋根緑化 / 日経BP

住友林業緑化は5月1日、日差しや乾燥に強いスナゴケを植えた不織布パネルを敷き詰めて折板屋根を緑化するシステムを発売した。水やりなどのメンテナンスが不要でコケが枯れず、土が飛散することもない。

スナゴケを使った屋根緑化システムの施工事例(写真:住友林業)
スナゴケを使った屋根緑化システムの施工事例(写真:住友林業)

 

「苔かんむり」パネルの断面構造図(資料:住友林業)
「苔かんむり」パネルの断面構造図(資料:住友林業)

 

 折板葺建物向けの屋上緑化システムで、製品名は「苔かんむり」。保水力を持った不織布の積層パネルにスナゴケを植えた構造で、培土を使わないため、強風のときにも土が飛散しない。パネルの厚みは約18mmと薄く、施工も簡単にできる。育成するまで美観を保つための人工芝を植えてある。

  パネルの表面は保護層に覆われており、スナゴケは、雨水と太陽光だけで育成。設置から3カ月後に発芽が始まり、5カ月後から緑が目立つようになり、1年経つと一面モスグリーンのじゅうたんに見えるまで成長する。長期間雨が降らないと茶色く変色するが育成には影響ない。

「苔かんむり」出荷時の生育状況例(写真:住友林業)
「苔かんむり」出荷時の生育状況例(写真:住友林業)

 

1年後(写真:住友林業)
1年後(写真:住友林業)

 

2年後(写真:住友林業)
2年後(写真:住友林業)

 

5年後(写真:住友林業)
5年後(写真:住友林業)

 

 スナゴケは土を必要とせず、長期間の無降雨にも耐えるため灌水装置がいらない。太陽熱を遮って省エネ効果を発揮。蒸散作用によりヒートアイランド現象を緩和する。同社の試算では、緑化面積1000m2、冷房使用期の120日間で、約6.2トンのCO2と光熱費約63万円を削減できる。

  建築基準法第63条「屋根葺き材の飛び火性能試験」の耐火性能をクリア。工場立地法の「緑地」に適合して、自治体によっては助成対象となる。価格は1m2当たり2万8350円から。初年度2500m2の販売を見込んでいる。

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