低価格入札 / 日経BP

西日本高速道路会社は5月31日、2009年度の発注工事における低価格入札の状況などを発表した。2009年4月1日から2010年3月31日までに同社が契約を締結した工事は304件。このうち、半数を上回る157件で、低入札基準価格を下回る入札(低価格入札)があった。

●工種別で見た低価格入札の発生率の推移
(資料:西日本高速道路)

 2009年度の低価格入札の発生率は約52%。前年度に比べて21ポイント増加した。増加の原因について西日本高速道路は、「公共事業が減少傾向にある中で、受注を確保しようと入札参加者が過当競争していることが主な原因。2009年5月に低入札基準価格を引き上げたのも一因」と考えている。

 低価格入札は、契約した全25工種のうちの21工種で発生した。このうち、14工種では低価格入札の発生率が5割以上に達している。特に、道路本体を構築する主要な工種で発生率が著しく増加。土木工事で57ポイント、舗装工事で46ポイント、PC(プレストレスト・コンクリート)橋上部工事で75ポイント、鋼橋上部工事で54ポイント前年度よりもそれぞれ増加した。

 「適正契約基準価格」を下回り、審査の対象となった入札は59件だった。発生率は約19%で、前年度よりも6ポイント増えた。工種別では建築工事と通信工事、管工事、造園工事での発生率が高い。これら4工種に土木工事と舗装工事の発生件数を含めると合計で39件に及び、全体の3分の2を占めている。

 適正契約基準価格を下回り、審査した会社は合計129社。このうち、工事の適正な履行ができると確認できたのはわずか9社だった。120社は審査で無効になっており、審査の対象となった入札の平均落札率は審査前の約68%から81%に上がった。

 審査で無効になった120社のほか、最低制限価格を下回って失格になった会社も1社あった。最低制限価格は工事契約価格適正化制度の強化の一環で、西日本高速道路は2009年12月から導入している。

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