30代の離職(中途退職)とメンタル疾患者の発生が最多――。建設コンサルタンツ協会の調査結果によると、離職した年代は30代が半分近くを占め、売上高規模別では100億円以上の企業が7割に達していた。転職先は大規模企業で公務員志向が5割を超えている。メンタル疾患者の発生年齢も30代は20代の3.6倍だった。大島一哉会長は、離職とメンタル疾患が「多くの会社で増加の実態が明らかになった」と述べた。
建コン協は、会員企業の建設コンサルタント技術者を対象とした「所定外労働時間等に関する実態調査」を2月に実施、会員425社のうち255社から回答を得た。今回が3回目で、離職とメンタル疾患者の項目を新設した。
最近3年間の離職者は、全会員平均だと「変わらない」が48.5%、「増加傾向」が14.9%、「減少傾向」が20.7%だが、100億円以上の企業は「変わらない」が53.8%と最も多いものの、「増加傾向」が30.8%で「減少傾向」の15.4%の2倍となっている。
離職した年代は、30代が全会員平均で45.4%、売上高規模別でもすべて30代がトップを占め、10億円以上の規模はすべて50%を超え、特に100億円以上は76.9%と最も多かった。離職の最大理由は、「業界、会社の将来不安」が26.4%、「転職」が19.3%で、1位と2位だった。
転職先は「他業種」「同業他社」「地方公務員」がほぼ3分の1ずつとなっているが、国家公務員と地方公務員を合計すると、40億円以上−100億円未満は52.3%、100億円以上は61.5%と過半数を占める。業界で指摘されている「若手の公務員への転職が多い」実態を裏付けている。
一方、最近3年間のメンタル疾患発生は、「変わらない」が31.1%で最も多いが、「増加傾向」が16.8%で「減少傾向」の3.8%を大きく上回っている。このうち100億円以上は「増加傾向」が53.8%と高水準だった。
発生年齢は、30代が24.6%、40代が14.4%、20代が6.8%と続いている。規模別に30代の比率をみると、40億円以上100億円未満の62.5%が最も多く、次いで100億円以上が46.2%となっている。
次代を担う30代の人材喪失は、企業にとって大きな打撃となることが危惧される。
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