経済産業省は、住宅用太陽光発電システム施工の際の品質を確保するガイドライン(指針)を策定する。太陽光発電は政府の導入支援策を原動力に設置工事が急増する一方、雨漏りなど施工不良に伴うトラブルの拡大が懸念されている。ガイドラインはトラブルを未然に防止するのが狙いで、今夏までに関連業界の参加を得て検討委員会を立ち上げ、年度内に中身を詰め、2011年度にも運用に移したい考えだ。
経産省はすでに、太陽電池、住宅メーカーの代表や学識経験者らで構成される「ソーラー住宅の普及促進に係る課題検討委員会」を設置。昨年12月から太陽光発電の普及に向けて克服すべき課題について協議を重ねてきた。その中で問題視したのが「施工トラブル」だ。
太陽光パネルを屋根に取り付ける工事は、一般的に複数の穴を開けてネジで固定し、同時に防水処理も施す。その部分が老朽化し、すき間ができることなどが原因で発生するのが雨漏りだ。それ以外にも、工事中に瓦が割れるといったトラブルなどが想定され、国民生活センターにも苦情が寄せられている。
そこで、施工方法や使用部材などの統一基準を盛ったガイドラインを作成。施工品質を一定水準に維持し、施工者の安全対策や施工コストの低減にもつなげたい考え。
すでに標準化の対象となる44項目を抽出済み。なかでも、施工品質に直結する部分をガイドラインに反映する。今後は、その反映方法について具体的な議論を進め、システムの固定に使う「支持金具」など部材の構造にまで踏み込む。
太陽光発電をめぐっては、システムメーカー各社が独自基準に基づき施工品質の向上に努めている。ただ、消費者からみると品質基準がまちまちなため、依頼する施工業者を比較しにくい。このため「消費者が安心できる環境が必要」(資源エネルギー庁)と判断した。
また太陽光発電協会では、ガイドラインに基づく研修などを受講し一定の能力を備えた個人に対して認定する「施工認定制度を検討している」という。
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