太平洋セメントは7日、1平方ミリメートル当たりの圧縮強度が200ニュートン(N)クラスの超高強度コンクリートに適したセメントを開発したと発表した。建物の高層化や長スパン化が進み、超高強度コンクリートの需要が高まっていることから、100~120N程度を主な対象としていた従来製品を改良。水セメント比が10%程度であっても高い流動性を確保した上で、200Nの強度を発揮させられるようにした。熊谷工場(埼玉県熊谷市)で製造する。現在生コン工場での実機製造やユーザーとの性能検証を進めており、年度内に商品化する。
開発したのは、100~120Nクラスのコンクリートに適した従来製品「シリカフュームプレミックスセメント(SFPC、06年発売)」を改良した「SFPC-200」。SFPCをベースに、基材の低発熱系セメントと分散性に優れるシリカフュームの混合割合を見直すことで、流動性が高く、粘性は低い、施工性に優れた製品にした。使用する薬剤は従来と同様で特別なものを必要としない。強度は200N以上にも対応できることを確認済みだという。
高層建築物の増加に伴い、100~120N程度の強度を持つコンクリートの需要が高まっており、SFPCの出荷量は08年度に約1500トンを超え、09年度は2000トン強に増加した。一方、建築市場では、ゼネコンが実験施設に200Nの超高強度コンクリートを使ったり、プレキャスト部材を含めて150N以上の強度がある超高層RC建物を建設する技術を確立したりするなど、強度のさらに高いコンクリートを求める動きが加速している。
SFPCは150Nクラスの強度に対応できるものの、同クラスの領域では水セメント比が15%を下回り、施工性や安定的な強度の確保が難しくなるケースがあった。太平洋セメントはSFPC-200の開発によって「水セメント比が低くても流動性を確保できる。従来製品を含めればすべての強度領域をカバーできるようになった」(山崎学セメントカンパニー営業部羽田プロジェクトチームサブリーダー)として、商品化を急ぐとともに需要が期待できる都市圏向けの供給体制を早期に整える方針だ。
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