厚生労働省は20日、2013年度に創設する建設事業主や業界団体向けの助成金について、制度設計の大枠を明らかにした。建設産業界が危機感を強めている若年労働者の確保・育成と技能承継問題に重点的に対応する制度とし、事業主向けには4つのメニューをそろえた。団体は「魅力ある職場づくり」の事業を助成対象とし、現行制度と比べ、助成金の上限額を引き上げることで、団体の積極的な取り組みを支援する。
新たな助成金は、12年度で廃止する「建設教育訓練助成金」と「建設雇用改善推進助成金」に替わる制度。技能労働者の処遇低下による入職や、技能継承が進まないという国土交通省が抱える政策課題の解決にもつながるため、厚労、国交両省が調整し、事業主や団体が取り組む若年者に魅力ある職場づくりや技能向上への支援を前面に打ち出した。
事業主向けのメニューのうち、雇用管理改善制度の導入支援は、現行制度にない新規の助成。職務や職能の応じた処遇制度、昇進・昇格基準(キャリアパス制度)などの評価・処遇制度を導入し、適用した場合に40万円を助成する。研修体系制度と、メンタルヘルス制度などの健康づくり制度の導入・適用には、各制度当たり30万円を助成する。
また、国会で継続審議扱いの「経済社会の持続的な発展のための新たな課題への対応に資する特定事業の促進に関する法律案」(課題対応型特定事業促進法案)の枠組みを活用。具体的には、法に基づく基本方針、事業別指針に沿って事業主が提出した計画を国が審査し、「認定特定事業計画」の認定を受けた事業主による制度導入・適用に対し、1制度当たり20万円を上乗せする。1事業主は、最高で160万円の助成を受けることができる。
魅力ある職場づくりは、雇用管理責任者の知識習得・向上、事業所見学会や現場実習、インターンシップの実施を支援する。建設技能向上の取り組みは、訓練や講習の受講内容に応じ、1日当たり4000円か7000円の賃金を助成する。
団体への助成は、雇用管理改善に向け課題を把握する調査や人材確保・職場定着にかかわる事業などが対象。助成率は現行制度と同じ3分の2。助成の上限額は、全国団体が現行1600万円から2000万円、地域団体が同500万円から1000万円にそれぞれ引き上げる。
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