大阪市港区の海遊館では、水槽の前で寝袋を使って宿泊し、普段は見ることができない夜から朝にかけての生き物たちの様子を観察する「海遊館おとまりスクール」を開催します。開催日は、平成23年9月3日(土)から25日(日)までの土曜日から日曜日にかけての1泊2日で、計4回実施します。今回これに参加する小・中学生とその保護者、各回40名、合計160名を募集します。応募の締め切りは8月5日(金)で、当日消印有効です。
「海遊館おとまりスクール」1日目は、飼育係員と一緒に、閉館後の静まりかえった夜の海遊館を探検気分で見学します。館内では、ラッコが水面で寝る様子、ペンギンの変わった寝姿、ジンベエザメやイワシなどの回遊魚の夜の様子などをご覧いただきます。また、昼間は聞くことが難しいカマイルカの鳴き声が聞こえることもあります。夜の海遊館を楽しんだ後は、ジンベエザメやイトマキエイが泳ぐ「太平洋」水槽、カマイルカが泳ぐ「タスマン海」水槽、カタクチイワシの群れが回遊する「チリの岩礁地帯」水槽など、海遊館6階から5階にかけての各水槽の前で、寝袋を使い就寝します。2日目は、朝食の後、開館前の海遊館に戻り、飼育係員が行う開館作業の様子や「太平洋」水槽を真上から見学します。
「海遊館おとまりスクール」は、平成9年4月に初めて実施して以来、これまでに140回実施しており、海遊館でも人気が高いイベントのひとつです。海遊館では、昼間は見ることのできない夜の生き物たちの様子を観察しながら、普段の生活とは違ったひとときをお過ごしいただければと考えています。
※詳しくは、大阪ウォーターフロント開発(株)のホームページをご覧ください。