溶接せずに固定するサッシ新工法 / 日経BP

YKK APは1月18日、鉄筋コンクリート造の建物の躯体に、溶接を使わずサッシを固定する新工法「非溶接工法」を開発したと発表した。無火気の工法で、アーク溶接で問題となる火災リスクを全面的に改善する。特許出願中。1月20日から受注を開始した。

従来のアーク溶接(左)と「非溶接工法」(右)の施工の様子(資料:YKK AP)
従来のアーク溶接(左)と「非溶接工法」(右)の施工の様子(資料:YKK AP)

 

従来のアーク溶接(左)と「非溶接工法」(右)の比較図(資料:YKK AP)
従来のアーク溶接(左)と「非溶接工法」(右)の比較図(資料:YKK AP)

 

 粘性のある高強度樹脂剤を、RC躯体に先打ちする打ち込みアンカーとサッシ枠側部品との間に注入し、硬化によって固定。さらに躯体とサッシ枠の間の空間にモルタルを充てんして完了する。高強度樹脂剤は常温下では5分程度で硬化するため施工性に優れる。

  ビル用サッシ施工で一般的なアーク溶接は、火花が出るため周辺建物や資材の火災リスクがあるが、新工法は火の気が全くない。また、電気を使わないので作業員らの感電の恐れもなく、電源の確保も不要。雨天でも作業でき、工程管理が容易にする。

  さらにアーク溶接で必要な埋め込みアンカーや鉄筋も不要になるので、資材を節減して、施工の負担を軽減。有害物質も発生しないため環境にも優しい。高強度樹脂剤は、耐震工事の差し筋固定などに採用されており、十分な強度を備える。

  施工コストは、アーク溶接とほぼ同等。2011年度で20億円の受注(対応商品本体と取付工事費用)を目標としている。

「非溶接工法」施工の様子を写真で見る

「非溶接工法」の施工の様子。アンカー打ち込み(写真:YKK AP)
「非溶接工法」の施工の様子。アンカー打ち込み(写真:YKK AP)

 

「非溶接工法」の施工の様子。樹脂材の注入(写真:YKK AP)
「非溶接工法」の施工の様子。樹脂材の注入(写真:YKK AP)

 

「非溶接工法」の施工の様子。樹脂材硬化の工程(写真:YKK AP)
「非溶接工法」の施工の様子。樹脂材硬化の工程(写真:YKK AP)

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