電力中央研究所は17日、植物プランクトンのアオコからバイオ燃料として利用できる油分を従来の60倍高い効率で抽出する技術を開発したと発表した。水と油の双方になじむ特殊な溶剤をアオコと混ぜて油分を抜き出す。サトウキビなどを原料に使うバイオ燃料に比べ食物の供給に影響しない有力な石油代替燃料とみて、プラントメーカーなどと組んで3年後にも量産技術を確立する考え。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を得て開発した。アオコは大きさが数マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの微細な藻の一種で、培養プールなどで効率的な栽培が可能。抜き出した油分は原油と同等の熱量があり、そのまま燃料として利用できるという。
溶剤に石油代替燃料のジメチルエーテル(DME)を利用。DMEの中にアオコの細胞中の水分と油分を吸い出す。DMEはセ氏約50度の温度で蒸発するので、簡単に油分を得られる。DMEは回収して再利用する。
実験ではアオコの乾燥重量の約40%の油分を得られた。従来手法ではアオコを乾燥させ、有機溶剤で細胞を壊して油分を抽出しており、0.6%程度しか取り出せなかったという。新技術では乾燥などの手順を省略でき、処理に必要なエネルギーも半分以下に減る。
油分1グラムあたりの熱量は1万950カロリーで、重油の代わりにボイラーの燃料などに使えるとしている。
バイオ燃料では、新日本石油などがミドリムシを原料にした量産技術に取り組むなど、食物以外を利用する技術が多様化してきた。
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