建設産業専門団体連合会の才賀清二郎会長は10日、日本建設業団体連合会(野村哲也会長)との協議会後に会見し、2010年度の活動方針として(1)若年者等の人材確保(2)生産性向上(3)基幹技能者の地位向上(4)広報活動――の4項目に取り組んでいく考えを明らかにした。これらを実現するため、6月からスタートする国土交通省各地方整備局との意見交換会では、登録基幹技能者の活用促進と適正評価、ダンピング(過度な安値受注)の防止、安全衛生経費の別枠計上などを訴えていく。
協議会は、日建連の『建設技能者の人材確保・育成に関する提言』の実現に向けたもので、今回で2回目。才賀会長は「提言に掲げられている、優秀な建設技能者の標準目標年収600万円以上を実現するためには、日建連側だけでなく、われわれ建専連側も努力しなければならない」とし、「われわれが正確に仕事をし、工事の手直しや手戻りが少なくなるような努力も含めたトータルで年収600万円以上を目指す」と述べた。
そのためには、10年度の活動方針に掲げた「生産性の向上が不可欠」とし、6月1日の総会では、09年4月にまとめた『建設労働生産性の向上に資する提言(躯体編)』に設備、仕上げ、土木を追加した全般的な提言を発表する。
躯体編に盛り込んだ、品質・技術力重視の入札制度拡充、発注者・設計者・元請け・下請けによる4者協議の推進、基幹技能者の活用促進と適正評価など8つの提言に加え、(1)今後増大が見込まれる施設建築物の維持・補修を直接受注する新たな事業の展開(2)適正対価の確保を前提とした業務の遂行(3)元請け・発注者・専門学校などへの組織的PRの推進(4)地域・社会貢献活動のPR――の4つを提言する。
PRに当たっては、『知ってほしい登録基幹技能者のこと』と題するパンフレットを作成した。登録基幹技能者の役割や経緯を始め、登録基幹技能者の優れた点や評価、期待を下請け、元請け、発注者にアンケートした結果も紹介している。建専連では、大上段に構えず、若年層と同じ視点に立ち、身近な産業であることをPRしていく方針で、ホームページも充実させていく考えだ。
基幹技能者の活用促進と適正評価では、総合評価方式で基幹技能者を評価する事例が国交省や地方自治体、都市再生機構で出始めていることを踏まえ、積極的な試行を発注者に求めていく。
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