校舎耐震化「減築」で節約 / 朝日新聞

学校を耐震補強したいが、費用がかかる。それなら最上階を撤去してしまおう。前橋市元総社町の元総社南小学校で7月にも、そんな珍しい耐震補強工事が行われる。市教育委員会によれば、校舎全体を残したままの工事より費用は3分の1で済み、約2億円安く抑えられる。(木村浩之)

 最上階を撤去する「減築」という方法で、学校東側の4階建て鉄骨造りの校舎の最上階を撤去する。これに伴い、校舎は延べ約1500平方メートルから、3階建て約1100平方メートルに小さくなる。

 市教委によると、校舎は1977年度に建てられた。耐震診断の基準が厳しくなり、97年度の診断で基準に満たないことが判明した。

 しかし4階建て全体の補強では経費は高くなり、工事費は試算で2億9300万円に上った。校舎新築と同規模の経費がかかるため、市教委ではどうしたらいいか対応を検討していた。

 水戸市の市立中学校が耐震化のために「減築」したことを知った。

 少子化により空き教室が増えているからこそできる方法だ。元総社南小の校区でも子どもの数が減っているため、教室が減っても対応できると採用を決めた。市教委は昨年度末に約9250万円で業者と契約した。

 学校は、今年度から4階を空きスペースにして工事に備えている。夏休みとなる7月から解体を始め、来年2月末までに終える予定。

 市教委の福島正・教育施設課長は「どこの自治体も財政が厳しい折、なかなかお金は出せないが、知恵は出せます」と話す。

 前橋工科大学院の樫野紀元教授(建築学)は「建物の重量を軽くすれば、耐震性が高くなるのが一般的で、経費は抑えられる。学校の校舎で実施する例は全国でもあまり聞かないが、少子化の時代に今後増えていくだろう」と話している。

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