運転したときの熱ロスが生じないレンジフードが、設計者の間で話題になっている。富士工業(相模原市)が製品化した、IH調理器専用「室内循環フード」だ。調理時に発生する油やにおいを、外に排気せず、特殊フィルターで吸着、ろ過して室内に戻す。
一般的なレンジフードは、1時間当たり400m3以上の排気風量を備える。それによる熱ロスをエアコンで補った場合、東京で年間2270kWh、電気代は年間1万3700円と、同社は試算する。
フィルターによる脱臭性能について同社企画開発本部の越智貴志さんは、「調理中でも90%以上脱臭し、1時間後はほぼ無臭という結果を得ている」と話す。ただ、煙は除去できないので、グリルを使う場合は、脱煙機能を備えたIH調理器を使う必要がある。
不燃材でないフィルターを使っている関係で、消防署との協議が生じる可能性がある。「東京消防庁など10都市の消防署から、主な製品の設置許可は得ているものの、近いうちに日本消防設備安全センターの防火性能評定を取得し、どの地域でも設置しやすくする予定だ」と越智さんは話す。
排気ダクトが不要なため、レイアウトしやすい点も魅力だ。ただし、価格は幅600mmが約27万円からと、一般的なレンジフードの倍以上。約3年ごとにフィルター交換も必要で、交換費用として3万3650円かかる。
今川建築設計監理事務所(北海道北広島市)は、設計を手掛ける高断熱高気密住宅に、早速同製品を採用した。
「通常のレンジフードは停止中でも空気が漏れていることが気密測定でわかり、この製品を採用した。においが残るといったクレームはないが、ダイニングに24時間換気装置を設置して、脱臭・脱煙性能を補う措置は講じている」と社長の今川祐二さんは話す。
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