土壁でも高断熱住宅

木を活かす建築推進協議会(木活協、代表理事:大橋好光・東京都市大学教授)は、木造住宅の土塗り壁などの仕様で省エネルギー対策等級4(次世代省エネルギー基準相当)の型式性能認定を2010年3月下旬に(財)ベターリビングから受けて、このほど公開した。

 認定を受けた仕様は、住宅会社や設計事務所が無償で利用できる。ただし、地域は省エネルギー法の地域区分によるIV地域とV地域に限られ、寒冷地では利用できない。

 土壁の仕様とはいえ、断熱性能はほとんど断熱材に頼っている。木活協の資料によると、土壁の断熱性能が一般的な繊維系断熱材との比較で1割以下しかないためだ。省エネの観点で土壁に期待できる性能は、熱容量が大きいことによる蓄熱効果などだという。

 木活協の資料は繊維系断熱材のほか、発泡プラスチックボード系、現場発泡系で使える断熱材なども掲載している。外周壁での断熱材の納め方は、充てんでも外張りでも可としている。

省エネルギー対策等級4を実現できる壁の仕様の一例。土壁の厚さは70mm以上で、断熱材の厚さは材質によって異なる(資料:木活協の資料を基に本誌が作成)

 

 四国で伝統的な工法の住宅を手掛けているある設計者は、木活協が受けた今回の認定について、土壁で高断熱の住宅をつくる道が新たに開かれた点を評価する。その一方で、「土壁はただでさえ施工の手間がかかり、工期が長くなる。この仕様では外周壁の土壁が70mm以上と厚めだ。さらに断熱材を加えるとなると、現場で採用するにはコスト削減が課題になる」と話している。

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