エコ住宅への関心が高まり、家づくりに欠かせない要素になりつつある。ただ、エコ住宅は断熱・気密性能を高めたり、新たなエコ設備を設置したりするなど、機能がどんどん複雑になっている。そのため、これまでの知識や常識では想定できないトラブルが生じてきた。
そこで、日経ホームビルダー2010年7月号の特集に掲載した、エコ住宅の思いがけないトラブル実例の中から、2事例を2回にわけて紹介する。
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2007年10月、熊本県のある町で、戸建て住宅の2階の窓まわりに干した布団が燃えた。近くのグラウンドで遊んでいた子どもたちが目撃したという。発見が早かったのでボヤで済んだ。
布団は、1階の屋根に設置した太陽光発電パネルに一部が重なる状態で干されていた。
太陽光発電パネルは、発電中、表面に影ができるとその部分は出力が低下する。さらに電流の流れが妨げられて発熱もする。
パネルには、出力低下や発熱を抑える安全装置がある。パネルのメーカーによると、ボヤがあった住宅では、パネルに影ができるような布団の干し方を住まい手が約5年間続けていたという。そのため安全装置は負荷のかかりすぎで故障し、パネルが異常に発熱した。これらの条件が重なって布団が燃えたとメーカーは推測している。
太陽光発電パネルは布団以外にも、ゴミや落ち葉などちょっとした異物で影ができやすい。太陽光発電を研究している産業技術総合研究所の加藤和彦氏は、「異物の影で出力が低下したり発熱したりするのは、特定の製品に限らない。パネルの多くを占める結晶シリコン系の製品なら、どれでも起こる恐れがある」と指摘する。
パネルを設置した工事会社や住宅会社は、パネルの表面に異物を載せないよう、あらかじめユーザーに助言しておきたい。
【転ばぬ先の杖】
●パネルに異物が載ると、出力低下のほか火災の恐れも
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