作業所に仮設風力・太陽光発電を導入 / 建設工業

戸田建設は、現在施工中の「埼玉県庁舎ほか耐震補強工事」の現場で、仮設の風力発電と太陽光発電設備を稼働中だ。同社の低炭素施工システム「TO-MINICA」のモデル作業所としての取り組みの一つ。県庁舎正面の仮囲いに沿って設置された両発電設備の横には、発電量と二酸化炭素(CO2)排出削減量をリアルタイムで示す表示器も設置しており、「当社の環境への取り組みをPRするために、削減量を『見える化』することにこだわった」(環境戦略委員会事務局)という。同社の現場で、風力発電と太陽光発電の両方を設置したのは今回が初めて。
 小型風力発電システムは、300ワット高性能垂直型発電機を採用。エンゲル型の羽デザインで、空気抵抗が少なく微風でも回転するのが特色だ。毎秒2メートルの微風でも発電が可能で、年間発電量は512キロワット時。1年間のCO2排出削減量は217キログラムになる。一方、太陽光発電システムは、156ワットソーラーパネルを3枚取り付けており、風力発電と同様に、年間512キロワット時の発電量と217キログラムのCO2削減を見込む。これらの発電設備から得られた電力は、現場に投入予定のLED発光器の電源として利用することにしている。
 同作業所では、「CO2排出量を20年に90年比で40%削減する」という同社の環境目標の達成に向けて、省燃費運転をはじめとする各種の取り組みを展開中。同社現場で初となる風力発電と太陽光発電の併用は、「モデル現場の象徴として当社の取り組みを県庁や来庁者の人たちに知ってもらう狙いがある」(同)としている。現場の作業員に環境への取り組みを浸透させていくのにも役立てる。
 埼玉県は、来年4月から東京都の環境確保条例に次ぐ取り組みとして、「大規模事業者に義務づけるCO2排出量削減制度」の導入を予定するなど、地球温暖化防止対策に積極的な姿勢を打ち出している。戸田建設では、県のシンボルである県庁舎の工事を担当するにあたり、環境対策として風力・太陽光発電の設置を提案した。耐震改修は、築60年ほど経過した本庁舎(RC造)と築36年の第2庁舎(SRC造)などを対象に実施。昨年3月に着工し、11年3月の竣工を予定している。

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