6月1日から全国で、既存住宅でも設置が義務化される火災警報器。価格や機能は横並びだが、音や操作性など製品に個性があることは見落とされがちだ。ニッタン、能美防災、パナソニック電工、ホーチキの4社の製品を購入し、それぞれの特徴を調べた。
今回は、居室や階段などにも設置可能な煙式(光電式)の住宅用火災警報器のうち、個別に稼働する電池式の単独型について、検証実験を実施した。詳細は、日経ホームビルダー2011年6月号の連載記事「とことん実証!建材・設備」でレポートしているので参考にしてほしい。
住宅向け火災警報器の技術的な規格は、総務省が定める消防法の「住宅用防災警報器及び住宅用防災報知設備に係る技術上の規格を定める省令」で規定している。この規格に適合していれば、警報器の基本的な性能には大きな差はない。また、設置位置についても、上の図のように規定がある。
何が個性として異なるのか。まずは、各メーカーの火災警報器の外観から見ていこう。
薄さに差が出るデザイン
火災警報器の見た目は、メーカーによって異なる。天井に設置すれば目に付くものでもないが、意匠を気にする住まい手向けには、選択のポイントになりやすい。
ニッタンとパナソニック電工は薄さにこだわりがある。特に、パナソニック電工は、煙の検知部を本体に内蔵して、表面に突起のないデザインが特徴的だ。全体の厚みは約26mmで、4製品の中で最も薄い。他方、ニッタンは、突起があるものの厚みを約30mmに抑えた。また、両社とも警報器本体にはつやのない色を採用した。
能美防災は、漂う煙が検知部分に入りやすくなるように、薄くするよりも小型化に力を入れた。全体の幅は約82mmで、突起となる検知部分は幅が約30mm、高さが約8mmで他社より小さい。
音量ではなく、鳴り方で印象に違い
下は、警報音をグラフ化したもの。各社とも、電子ブザー音「ピュー」と、音声での警告「火事です」を組み合わせている。人は、年齢によって聞き取りやすい周波数が違う。そのため、ブザー音は低い周波数から滑らかに高くなるようにした点も、各社に共通する。ニッタンだけは男性の声でも警告するのが特徴的だ。
天井に取り付けた火災警報器の直下1mの距離で音の強さ(dB)を測定したが、数字と聞きやすさの印象は異なった。購入する際には、警報音の聞き取りやすさを確かめると良い。下の画像をクリックすると、各メーカーの警報音を収録したビデオが再生されるので参考にしてほしい。
詳しくは日経ホームビルダー2011年6月号「とことん実証!建材・設備」に掲載しています。
◆「とことん実証! 建材・設備」シリーズは、こちらをご覧ください。 ◆日経ホームビルダー「とことん実証! 建材・設備」では、皆さんの意見やアイデアなどを募集します。また、実験を希望する建材や設備があれば、ぜひご一報ください。「一緒に実験したい」「現場の協力をしたい」といった問い合わせも大歓迎です。
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