自治体の不調不落対策 1割が見積り積算採用 / 建設通信

国土交通、財務、総務の3省がまとめた入札契約適正化法にもとづく実施状況調査(2009年9月1日時点)で、地方自治体の約1割が不調不落対策として見積もり積算方式を採用していると回答した。そのほか、設計単価の見直し更新の早期化などの取り組みを導入する動きも自治体で広がっている。

 見積もり積算方式は、入札前に企業から見積もりを集め、それをもとに予定価格を設定して入札する。現場状況によって、発注者が積算した予定価格と入札参加者が想定している価格が食い違うことで、不調不落が発生する場合がある。同方式では事前に見積もりを集めることで、現場状況に応じた予定価格の設定が可能になる。

 入札契約適正化法の調査では、地方自治体における08年度の不調不落の発生率は、前年度比0.1ポイント増の2.5%。このうち、都道府県は0.4ポイント増の2.5%、政令指定都市が0.6ポイント減の4.0%、市区町村が前年度と同じ2.2%だった。

 こうした不調不落の対策として、見積もり積算方式を採用していると回答した都道府県は、08年の調査から1自治体増えて4自治体、政令指定都市は前年調査と同じ1自治体、市区町村では33自治体増えて188自治体となった。

 設計単価についても、年度に1回の更新を早めることで、実態に近い予定価格を算出できると見られている。不調不落対策として設計単価の見直し更新を早める取り組みを実施している自治体は、都道府県で15自治体、政令指定都市で5自治体、市区町村で251自治体だった。

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