Archive for » 6月 23rd, 2010«

「ワンコイン亭主」。昼食代が500円玉一枚のサラリーマンを揶揄する言葉だが、これはもう古い。最近は大手スーパーが300円前後の弁当を売り出すなど、節約志向はさらに進み、価格競争は激しさを増している。小遣いカットに悩まされるご同輩も多いはずだ。

節約は悪いことではないし、商品やサービスを見極めるのは正しいことだろう。しかし、ゆきすぎはいかがなものか。

人口100人の村があるとしよう。ミクロ経済学者は「全員がa円得すれば、村全体の富は100×a円増える」という。しかしマクロ経済学者は、「村全体の富の増加は単純に個々が得した分の合計ではない」と反論する。誰かが得をするということは、別の誰かが自らの富を差し出している可能性があるからだ。

所得のうち、消費に回す割合のことを「消費性向」という。もし消費性向が1(所得のすべてを消費に回す)なら、すべての所得は消費を通して企業の売り上げに転換され、最終的に消費したのと同じ額が所得として自分の懐に戻ってくる。

しかし、消費性向が0.5に下がると、半分のお金は個人の手元に滞留し、世の中に出回るお金の量は減る。その結果、所得も減少を余儀なくされる。そして、その減った所得の半分しか消費しなければ、ますますお金の流れは悪くなり、所得はさらに減少する。

現実の世界を見渡してみよう。ボーナスカットなどで収入が減った今、飲食も、服飾も、繁盛店は低価格帯の店ばかりだ。大胆な値下げを行うことで、ヒットが生まれている。人々は所得の目減りを補えるような消費行動をとるようになり、供給側もそれに合わせた商いを行っている。消費性向の低下が現実に起きているのだ。

消費性向を抑えるのは、貯蓄をしたいから。もちろん貯蓄をするのは悪いことではないし、日本人の美徳といっていいかもしれない。低所得化で貯蓄率は低下傾向にあるが、それでも貯蓄に励むのは「将来の不安に備えたい」「富を増やしたい」という思いからである。

好景気のときには世の中にお金がたくさん動いているから、ある程度貯蓄をしても(消費を抑えても)、所得が減る心配は少ない。金利も高く、株価も上昇するから資産も効率よく増やせる。しかし、不況時に貯蓄を増やすと、低価格のモノばかりを選択することになり、出回るお金は減る。前にも触れたように、景気が悪化して企業業績も振るわず、所得にはね返る。まさに負のスパイラルである。

つまり、個人にとって節約はいいことであっても、すべての人が節約に励むと消費が減って景気は悪化し、それにともない個々人の所得も減ってしまう。言い換えれば、節約で消費を削ることはミクロ経済学者的視点では正しい行為なのだが、マクロ経済学者の視点で考えると、正しい行為とは言い切れなくなる。これを経済用語で「合成の誤謬(ごびゅう)」という。個人にとっては合理的な行動も、多くの人が同じ行動をとると好ましくない結果を招く、という意味である。

銀行にお金を預けると、企業への融資などに回るが、貸し渋りが起きるとお金は滞留して何も生み出さない。企業の資金需要がなくなれば結果は同じである。規制緩和などビジネスチャンスを増やす施策も必要だが、新しいビジネスを生み出す、個々人の「発想」「チャレンジ精神」を喚起していくことも重要だろう。

ビジネスマンの小遣いが減れば、本を読んだり、セミナーに足を運んだりして、発想の土壌をつくる機会も少なくなっていく。仕事帰りに部下を誘って、酒の席で士気を高めることもままならない。「景気対策のために小遣いを増やしてほしい」。そんな切り札で、世の奥様方の財布の紐を緩められないだろうか。

節約が所得の目減りを招く「合成の誤謬」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大阪府行政書士会 旭東支部所属 (大阪市都島区・鶴見区・城東区・旭区)            東洋法務総合事務所の B l o gへようこそ。

当事務所は大阪府大阪市城東区にある行政書士事務所です。            建設業許可に関する全般(新規・更新申請・経営事項審査・入札参加資格審査・業種追加・決算変更届など)や電子定款認証に対応した法人・会社設立を専門に取扱う行政書士事務所です。補助金や助成金または決算などについても他士業(弁護士、弁理士、司法書士、税理士、社労士、土地家屋調査士など他多数)と提携していますので連携してサポートすることが可能でワンストップサービスの実現を目標に日々励んでおります。

ホームページに戻る                                      →  http://www.to-you-lawyer.com/  こちらをクリックしてください。

大阪府行政書士会会員 建設業許可の全般、法人(会社)設立の専門 行政書士 東洋法務総合事務所は大阪市城東区にある行政書士事務所です。 行政書士 東洋法務総合事務所のトップページに戻る
〒536-0006 大阪府大阪市城東区野江2丁目3番4号

TEL.06-6786-0008 FAX.06-6955-8923                                                                                                   お電話でのお問合せ受付時間 / 平日9:00~18:00                                 (土日祝は、原則として休業させていただいております)

大阪城天守閣では、より多くのビジターに七夕行事の体験イベントを通じて、大阪城の歴史と文化を身近に感じていただけるよう「大阪城七夕まつり 大阪城で七夕発見・体験」を平成22年7月3日(土)と7月4日(日)の2日間、開催します。

 このイベントでは、ご家族で参加いただける「親子工作教室」や小天守台の大きな笹飾りを皆様の手で鮮やかに彩りいただく「願いごと短冊」など、大人から子どもまでお楽しみいただける内容で皆様のご来館をお待ちしております。

1 日時:平成22年7月3日(土)~ 7月4日(日)   9時~16時

2 場所:大阪城天守閣(小天守台、2階会議室)

3 料金:無料(但し、天守閣入館料が必要)

      天守閣入館料:大人600円

 ※中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要身分証明書)、障害者手帳等ご持参の方は無料

      天守閣開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)

4 イベント
  1 笹の葉に「願いごと短冊」を飾ろう(先着順)
  2 親子工作教室(事前申込み必要)

 皆さまの願いごとを書いた短冊を大きな笹に飾り、大阪城で七夕をお祝いしましょう。

日時:7月3日(土)、4日(日) 各日9時~16時
場所:大阪城天守閣 小天守台
参加人数:各日 先着150名様 (事前申込不要)
     ※直接会場までお越しください。
※笹飾りは、7月3日(土)~ 7日(水)まで小天守台で
ご来館の皆様をお出迎えいたします。

7月3日(土)開催 「大阪城のダンボール貯金箱を作ろう」

ダンボールで大阪城の貯金箱を作ります。
工作を通じて、大阪城の特徴を学びませんか?
※完成した作品はお持ち帰りいただけます。

 冒頭に学芸員による「天守閣の構造&商売の町大阪の歴史」の解説があります。(約10分)

7月4日(日)「オリジナルしゃちほこ風鈴を作ろう」

風のあたる短冊部分が大阪城のしゃちほこの形をした、陶器製の風鈴を作ります。
※完成した作品はお持ち帰りいただけます。

 冒頭に学芸員による「しゃちほこの役割&戦国時代の「涼」の取り方」の解説があります。(約10分)

各日共通

 時間   第1回 11時~12時
             第2回 13時~14時
             第3回 15時~16時
 人数  各回30名様(1日の合計90名様) ※事前申込要
 場所  大阪城天守閣 2階会議室
 申込方法  申込用紙(大阪城天守閣ホームページからダウンロードできます)に必要事項をご記入の上、ファックスで送信、またはお電話にてお申込ください。

※ 申込は先着順とさせていただきますので定員になり次第、締切となります。
※ 申込人数は、1グループ3名様までとさせていただきます。
※ 申込の際の個人情報は、本イベントの受付のみに使用させていただきます。
 

申込結果ファックスでお申込の方には、3日以内に天守閣より確認のご連絡をさせていただきます。 お電話でお申込の場合は、お電話を頂いた時点でご案内させていただきます。

 締切  平成22年7月1日(木)<必着>

 問合せ・申込先  大阪城天守閣<9時~17時>
 ファックス:06-6941-2197  電話:06-6941-3044
 ※イベント内容は一部変更になる場合がございます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大阪府行政書士会 旭東支部所属 (大阪市都島区・鶴見区・城東区・旭区)            東洋法務総合事務所の B l o gへようこそ。

当事務所は大阪府大阪市城東区にある行政書士事務所です。            建設業許可に関する全般(新規・更新申請・経営事項審査・入札参加資格審査・業種追加・決算変更届など)や電子定款認証に対応した法人・会社設立を専門に取扱う行政書士事務所です。補助金や助成金または決算などについても他士業(弁護士、弁理士、司法書士、税理士、社労士、土地家屋調査士など他多数)と提携していますので連携してサポートすることが可能でワンストップサービスの実現を目標に日々励んでおります。

ホームページに戻る                                      →  http://www.to-you-lawyer.com/  こちらをクリックしてください。

大阪府行政書士会会員 建設業許可の全般、法人(会社)設立の専門 行政書士 東洋法務総合事務所は大阪市城東区にある行政書士事務所です。 行政書士 東洋法務総合事務所のトップページに戻る
〒536-0006 大阪府大阪市城東区野江2丁目3番4号

TEL.06-6786-0008 FAX.06-6955-8923                                                                                                   お電話でのお問合せ受付時間 / 平日9:00~18:00                                 (土日祝は、原則として休業させていただいております)

大阪市では、平成22年9月1日(水)より、大阪市内にのみ事務所を有する特定非営利活動法人(NPO法人)の設立認証、定款変更の認証等の申請・届出・事業報告等の事務を行います。

地方分権改革推進委員会第1次勧告において、「都道府県から指定都市へ移譲すべき事務」として位置づけられたNPO法人設立認証等の事務が、大阪府から大阪市に移譲されることになったためです。

受付窓口は、大阪市役所地下1階 市民局(分室)市民活動担当(大阪市北区中之島1-3-20)となります。

ただし、大阪市内と大阪府下の他市町村にも事務所を有する場合は、従来どおり大阪府庁が受付窓口となります。

また、大阪市内と大阪府外にも事務所を有する場合も、従来どおり内閣府が受付窓口となります。