Archive for » 8月, 2010 «

大企業では、3年以内に社員の3割程度が辞めるというデータがあるという。その定着率の低さがクローズアップされがちだが、私の見方は少し違う。打ち寄せる波に異物が含まれているように、戦力になると思って採用しても、会社にとって不要と考えられる社員もいるものだ。生産性を上げるためには企業にも新陳代謝が必要であり、誰も辞めないほうが怖いともいえる。むしろ問題なのは、辞めていく3割がどんな人材なのか、必要性の高い人材が流出していないか、である。

以前もお話ししたが、私は大学時代に教材セールスの仕事をしていた。新規採用のための説明会に10人集まれば、実際に仕事に就くのは3~4割程度。何回も説明会をして50人が仲間入りすれば、成約して稼げるのは20人程度、トップレベルと評価できる人材は1人いるかいないかだ。

ここで連想されるものが「パレートの法則」だ。別名「二対八の法則」といわれるこの法則は、イタリアの経済学者パレートが発見した所得分布の経験則で、全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占めるということを指す。また、全体の20%の人材が大半の収益を挙げ、残り80%の人材を食べさせるなど、さまざまな現象にも適用できると考えられている。

では、パレートの法則を会社の人材に当てはめて、「8割の人材は企業に必要ない」といえるのだろうか。答えは「ノー」である。国民的アイドルのSMAPは、全員がキムタクでは成り立たない。トークに長ける者、演技がうまい者など、それぞれの個性があってこそ成立する。キムタクには、より大きなスポットライトが当たるが、露骨に嫌な顔をするメンバーはいない。妬みや足の引っ張り合いが生じるようではグループとしては機能しない。自身の立ち位置をわきまえながら、自身の能力を発揮していることが、グループの価値を高めているのだ。

企業にも同じことがいえる。2割の社員が収益の大半を生み出すとしても、残り8割にも重要な役割がある。2割の社員を守り立てる、サポートするといった役割である。野球において、ベンチで声を出すムードメーカーが重宝されるのと同様、どんなときにも明るく振る舞い、全体のモチベーションアップに貢献する。

能力に限界を感じた際、傷ついた自分を放っておいてほしい半面、一人ぼっちで落ちていくことは嫌で、他者に共感を求めたがる人間がいる。上司や会社のシステムを批判する行動に走るなどの後ろ向きの感情は、周囲に伝播しかねない。会社にとって百害あって一利なしで、そのような社員には退場願いたい。

企業に必要なのは、2割の稼ぎ頭だけでなく、周囲に悪影響を及ぼさず、自分の立ち位置を見極め、職務を全うできる8割の人材だ。仲間の士気を向上させるムードメーカーであることは、会社にとってかなり貴重なことなのだ。

難しいのはその評価で、上位2割の社員は目に見える成果で評価することができても、残り8割のムードメーカーを数字で評価するのは困難といえる。これは管理職の重要な仕事のひとつだろう。

また、上位2割の人材がいつ、8割のほうの人間になるかはわからない。誰にも、能力に限界を感じるときがきてもおかしくはなく、そのときにうまく切り替えができるかどうかも重要である。

いうまでもなく、8割といえば会社の大勢であり、この人たちが会社の方向性を決めているといってもよい。フォワードだけが優れていても勝負にならず、守りを固めるディフェンダーが必要なように、上位2割を占める人材も、8割の人材も、欠かせない人材なのだ。

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大阪市では、「人権フォトコンテスト」として、「人権」をイメージする写真を募集します。今回のテーマは「ふれあい、そして絆(きずな)!」です。応募いただいた作品については、写真作品としての質や人権の大切さを訴える内容などの基準で優秀な作品を選考し、表彰します。また、入選作品展示会を開催するとともに、市内各所でミニギャラリーも開催します。

(1)テーマ   

「ふれあい、そして絆(きずな)!」

いろいろな個性や異なる考えを持った人が、それぞれの違いを認め合いながらふれあい、強い絆(きずな)を深めて生きています。今回はさまざまな日常の生活の中で、人と人との「ふれあい」、そして「絆(きずな)」を感じるシーンを写真に切り取ってください。

(2)応募規定 

・応募写真は、カラー・モノクロいずれも可(APSは不可。デジタル作品は可)。

  形態は2L判プリント。

・応募点数は1人10点以内とします。(組写真は1組3枚以内とします。)

・すべての作品の裏面に応募票(名前・住所・電話番号・写真のタイトル・組写真の場合は何枚中の何枚目)を貼付し、順番に番号をつけてください。応募票は、市民局ホームページよりダウンロードできます。自作も可。

・応募作品は返却しません。

・応募作品の著作権は作者に帰属し、使用権は大阪市に帰属します。

・ 応募作品はいずれも被写体(本人)の了解を得た作品で、応募者本人が撮影した未発表の作品に限ります。応募作品に対する被写体の中の権利保有者(人物・建築物・商標など含む)からの苦情・異議申し立てがあった場合の責任はすべて応募者に属するものとします。

・入賞作品については、入賞内定通知がありしだい、ネガまたはポジを提出していただきます。提出がない場合は、入賞を取り消すことがあります。提出されたネガ・ポジ・データは返却しません。

(3)賞 

特 選    1点  ( 副賞 10万円)     

優秀賞   2点  ( 副賞  3万円)

入 選   3点  ( 副賞  2万円)

推 薦   5点  ( 副賞  1万円)

佳 作   5点  ( 副賞  2千円)

(4)選考委員   

近藤 大(大阪芸術大学写真学科准教授)

本多平吉(全日本写真連盟関西本部委員)ほか

(5)応募方法   

応募規定に沿って、作品を下記までお送りください。

〒534-0004 大阪市北区堂島浜2-1-9 古河大阪ビル西館3階

(株)アイプラネット大阪支店内「大阪市人権フォトコンテスト」係

(6)締切り    

平成22年10月20日(水) 必着

(7)発表

審査の結果は応募者全員に直接通知します。また、市民局ホームページ等で発表します。

平成22年12月初旬   入選作品展示会(大阪市役所正面玄関ホール)

平成22年12月~平成23年3月  ミニギャラリー(市内各所)

(8)個人情報の取扱いについて

作品募集において取得した個人情報は、個人情報保護法及び大阪市個人情報保護条例等にのっとり適切に取り扱います。応募者の個人情報については、「人権フォトコンテスト」募集事業に関してのみ利用し、本人の承諾なしに目的以外に利用しません。また第三者への提供はしません。入賞の際には名前(ペンネーム可)、住所(都道府県名のみ)を掲出することがあります。

(9) 後援  

全日本写真連盟関西本部・大阪市人権啓発推進協議会・大阪市企業人権推進協議会

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積水化学工業は、自社の断熱材「フェノバボード」を利用した鉄筋コンクリート(RC)造建物向けの外断熱工法を開発し、本格的な営業を開始した。外断熱工法で実績のあるツヅキ(大阪府東大阪市)と共同開発したもので、フェノバボードの利用を鉄筋コンクリート造の建物に拡大した。

LLH外断熱通気層システムの構造。支持金具の部分に通気層ができる(資料:積水化学工業)
LLH外断熱通気層システムの構造。支持金具の部分に通気層ができる(資料:積水化学工業)

 製品名は「LLH(Long Life Healthy)外断熱通気層システム」で、ツヅキが販売・施工している外断熱工法の断熱材を、グラスウールから、より断熱性能の高いフェノバボードに置き換えた。外壁の厚みを従来工法の約135mmから約95mmへと、3割くらい薄くできるなどのメリットがある。

 鉄筋コンクリート造に外断熱工法を適用すると、断熱材が気温や紫外線から躯体を守って建物を長寿命化するほか、室温が外気温に影響されにくくなる。また、冬季のコンクリートの冷え込みを軽減するため、結露が少なくカビやダニの発生も抑制する。

 LLH外断熱通気層システムは、躯体から支持金具を張り出して外壁を支える乾式外断熱工法で通気層を保持する構造。このため断熱材を躯体と外装材に接着する湿式断熱工法よりも結露が発生しにくい。さらに外装デザインの自由度も向上し、タイル張り、石張り、パネル張りなどを選択できる。

 販売・施工はツヅキが担当し、積水化学はツヅキにフェノバボードを供給する。価格は外装仕上げによって異なり、ガルバリウム鋼板の場合で1m2当たり2万2600円。タイル張りの場合で同3万7000円。建物の形状や規模によっても異なる。両社は、医療福祉施設、文教施設、官公庁施設、集合住宅の改修案件を中心に提案し、首都圏から順次展開していく計画だ。

 外断熱工法は、壁の周囲を覆っていく工事が主体のため、内装材の交換などの大規模な工事なしで施工できるのが特徴。居住した状態のまま工事が可能で、新築だけでなく改修物件にも採用できる。国内の外断熱システム市場は推定120億円規模とされており、さらに拡大が見込まれている。

 フェノバボードは、ボード系断熱材でトップクラスの断熱性能を持ち、性能の経年変化が少ない高性能フェノールフォーム断熱材。2007年12月に発売した。積水化学はLLH外断熱通気層システムで、2013年度に計3億円のフェノバボード販売を目指す。

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