Archive for » 8月 25th, 2010«

大阪市では、街頭犯罪手口ごとに対応したよりきめ細かな防犯対策として、ナンバープレートの盗難が多数を占める「部品ねらい」や発生件数が微減傾向に止まっている「オートバイ盗」の抑止並びにオートバイ用ナンバープレートの盗難防止ネジのより一層の普及を図るため、大阪府警察と連携して、平成22年8月28日(土)に地域安全対策推進モデル区(東淀川区・東住吉区・平野区の3区)において、オートバイ用ナンバープレート盗難防止ネジ取付キャンペーンを実施します。

 地域安全対策推進モデル区におけるナンバープレートの盗難が含まれる「部品ねらい」については、今年に入り、東淀川区で昨年より減少傾向にあるものの、東住吉区・平野区においては、昨年に比べ増加傾向にあることから、早急な対応が必要となっています。このため、モデル区3区において、同時に、このオートバイ用ナンバープレート盗難防止ネジの普及啓発キャンペーンを行うことにしたもので、各会場では、このネジの効果について啓発活動を行うとともに、希望者にネジを無料で配布し、実際の取付け作業も行います。

 なお、平成221月から6月末までの市内の街頭犯罪発生件数(暫定値)は13,623件で、前年比で約19.5%減少していますが、部品ねらいは前年比で約12.2%増加しており、この内約35.8%がナンバープレートの盗難被害となっています。

 現行のナンバープレートは、固定したねじを容易に取り外すことが可能で、盗難被害が絶えない状況にあるため、オートバイ取扱店や専用工具がないと取り外せないオートバイ用ナンバープレート盗難防止ネジを市内の市税事務所(原動機付自転車申告受付窓口)で配布するとともに、様々なキャンペーンでも配布することにしました。

1 開催日時(各会場同時開催)

平成22年8月28日(土) 午後3時から午後5時

2 開催場所

<東淀川区>

ホームセンターコーナン東淀川菅原店駐輪場

東淀川区菅原2丁目2114号  

<東住吉区>

東住吉区役所駐車場

東住吉区東田辺1丁目134 

<平野区>

イオン喜連瓜破ショッピングセンター駐輪場

平野区瓜破2丁目113   

※各会場とも盗難防止ネジを200個用意します。なくなり次第終了します。

※悪天候により、やむを得ず中止する場合があります。

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 「企業における環境対応はコスト増要因である」として、経済活動との両立は簡単なことではないと考えられてきました。しかし、投資家や株主、エンドユーザーが環境意識を強めているなか、企業も環境配慮を怠るわけにはいきません。環境省が東京、大阪、名古屋の証券取引所の1・2部上場企業など約7000社を対象に毎年行っている「環境にやさしい企業行動調査」によると、ここ数年は8割を超える企業が、環境への取り組みについて「企業の社会的責任の一つである」と回答しています。また、環境に関する経営方針を制定、あるいは環境に関する具体的な目標を設定している企業は、検討中も含めてそれぞれ8割に上っています。環境問題について、企業もステークホルダーと認識を共有していることがはっきり示されています。

 では、企業はどのような環境保全の取り組みを実施しているのでしょうか。先の調査では、環境に関する具体的な目標を設定している企業の8割以上が、「印刷、コピー、事務用品等の削減」、「クール・ビズ運動の推進」と共に、「省エネルギー・省資源の推進」を挙げています。同様の他の調査でも、「省エネ(節電や節水など自社のコスト低減)」を挙げる企業が9割近くに上っています。ここでは、日本ビルヂング協会連合会が2008年にまとめた「ビルエネルギー運用管理ガイドライン」と、環境省が08年に行った「事業所における省CO2 対策等に関するアンケート調査」のデータを用いて、企業不動産における省エネへの取り組みを概観してみます。

 ビルエネルギー運用管理ガイドラインは、ビルの省エネ対策を、建物や設備機器の経年やエネルギー消費実態などに応じて、(1)機器の運用改善(調整やメンテナンス)、(2)機器の更新(部品交換、高効率機器への更新)、(3)システムの変更(設備系統の改修、先進技術の導入)の3段階のレベルに分けて整理しています。

 環境省のアンケート調査によれば、多くの事業所で実施されている省エネ対策は、主に空調と照明の設備機器にかかわる運用改善(レベル1に相当)でした。不要照明・不要時間帯の消灯、空調機器の運転時間短縮、温度設定の適正化などが挙げられています。設備機器の運用改善による省エネは、イニシャルコストをほとんどかけずに実施できます。いくつかの手法・技術を組み合わせることで効果はさらに高まります。ガイドラインには、10%近いCO2排出量削減のシミュレーション結果も報告されています。

 より大きな省エネを実現するには、部品交換や制御装置の導入、高効率機器への更新が必要になります。比較的小規模な改修で短期に投資が回収できることから、高効率機器の更新(レベル2)を実施している企業も多い結果が示されています。特に、高周波点灯型(Hf)照明器具・蛍光灯への更新は、部分的な更新を含めて8割の実施率となっています。Hf照明器具は、発光効率が高いので照明電力消費の削減や、発熱量の減少による冷房負荷の低減が可能とされています。現時点では、LED照明よりはコストパフォーマンスの点で優位と考えられているようです。

 大規模なシステムの変更(レベル3)を実施した企業も少なからずありました。なかでも空調設備にかかわる大規模な改修は、部分改修を入れると6割強の実施率となっています。具体的な技術としては、全熱交換器の導入や空調ゾーニングの細分化、テナントビルなどで有効とされる空調機のスケジュール運転制御システムの導入などで、いずれも大幅な省エネを実現する技術です。一方、高断熱ガラス・サッシの導入や建物の断熱強化といった建物本体の省エネ対策を取る企業は少数です。設備機器による省エネ対策に比べて、高い費用対効果が期待できないことがネックとなっていると思われます。なお、上述のシミュレーションでは、レベル1とレベル2の対策を実施した場合は20~26%、さらにレベル3の対策を加えた場合には30~35%のCO2排出量の削減が見込めると説明しています。

 省エネルギーへの取り組みは単に経費節減にとどまりません。近年の原油価格の急激な変動や、将来の資源価格の上昇が見込まれるなかでは、リスク管理の一環と位置づけられます。省エネを通じてCO2排出量も削減できるので、今、最も重要な環境問題である地球温暖化防止にも貢献する合理的な対策だといえます。

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大阪府と堺市で組織する「泉北ニュータウン再生府市等連携協議会」(事務局・堺市建築都市局)は、「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」の素案をまとめた。「“タウンセンター”から“ライブタウンセンター”へ」を活性化の目標とし、職、遊、学、住の機能が複合した魅力的な駅前の形成を目指す。大学や専門学校などの誘致や、地域医療機能の誘導を計画。公共空間の民間活用・民間施設の公共的活用でパブリック空間の機能充実を図る。
 泉北ニュータウン全体の活性化に向けて、泉北ニュータウンの玄関口である泉北高速鉄道・泉ヶ丘駅(堺市南区竹城台1)の再整備を起爆剤としたい考え。現在ある「学」と「住」の機能に、「職」と「遊」を加え、他地域からの集客も見込める「夢と憧れのライブタウン」を形成する。ライブタウンは、「住む」と「生きる」を組み合わせた造語。
 新たな「職」では、空き店舗などを活用したチャレンジショップなどで起業を促す。最新ファッションやオープンカフェなどで「遊」のにぎわいを創出。「学」では既存の教育施設に加え、小中・中高一貫校、大学、専門学校などの誘致を図る。また、小ホールや屋外劇場などを整備し文化を発信。「住」では、環境共生住宅や菜園付き住宅などを供給・誘致。緑地の芝生広場化や親水空間整備で環境を向上させる。
 また、子育て層や高齢者などが安心して暮らせるよう総合病院などと連携した地域医療機能を誘致。地域のバリアフリー化を進める。
 公共空間は、公共と民間の垣根を外し、広場、歩行者デッキなどで民間事業者の利用を促進。民間施設では公共空間との一体利用を図る。
 12月に泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョンの成案とするよう、協議を進める。

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