Archive for » 9月 27th, 2011«

大阪市北区保健福祉センター・保健事業推進協議会では、平成23年10月22日(土)、北区民センターにおいて「北区みんなの健康まつり」を開催します。

 区民のみなさんと、地域・各団体が協力し、北区に健康の輪を広げていきたいということから、今年は「助け合いで広がる 健康の輪」というテーマで健康づくりのための相談、測定、展示のほか、体操や心肺蘇生法の実演など、子どもから大人まで楽しく参加いただける内容となっています。

 参加費用は無料です。

 概要

1日時     平成23年10月22日(土)12時30分から15時30分(各種相談・測定、結核健診の受付は15時まで)

2会場     北区民センター(大阪市北区扇町2-1-27)

JR天満駅または地下鉄堺筋線扇町駅下車すぐ ※徒歩や公共交通機関でのご来場をお願いします。

3参加費    無料      

4主催     北区保健福祉センター・北区保健事業推進協議会

5参加団体  北区医師会・大淀医師会・北区北歯科医師会・北区大淀歯科医師会・大阪府薬剤師会北区北支部・大阪府薬剤師会北区大淀支部・北区地域振興会・北区社会福祉協議会・北区地域女性団体協議会・高齢者のいきがいと健康づ くり総合推進会議・大阪食品衛生協会北支部・給食施設栄養士会・北区食生活改善推進員協議会・北区健康づくり推進協議会・北区PTA協議会・北老人福祉センター・大淀老人福祉センター・北消防署・環境局

主な内容

・ 医療相談 ・・・ 各科専門医による相談、介護保険について、訪問看護ステーション、かかりつけ医・在宅医療相談、産業保健センターコーナー 

・ 歯科相談 ・・・ 歯科相談、在宅歯科医療相談、ブラッシング指導

・ 薬の相談 ・・・ 薬の相談、家庭常備薬の点検と展示、ドリンク薬の試飲会と救急箱が当たる抽選会、くすりの正しい使い方コーナー

・ 保健相談 ・・・ 血管年齢測定コーナー、HIV予防コーナー、メタボリックシンドローム予防コーナー

・ 体力測定 (運動のできる服装、靴でお越しください。)

・ 結核健診 ・・・ 胸部エックス線撮影

・ その他 ・・・ 特定健診啓発コーナー、健康づくりグループコーナー、健康づくりコーナー、食生活コーナー、パソコンによる食生活診断と食生活相談、救急コーナー、環境・食品衛生コーナー、精神保健福祉コーナー、地球環境コーナー

※東日本大震災義援金募金箱を設置しています。

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建築の設計で重視されるのが、涼を得るための通風。一般の住宅で本当に効果的なのか。東京大学の前真之准教授は疑問を投げかける。効果を発揮することは、周囲の環境が良くない限り難しいという。(日経アーキテクチュア)

 エコハウスの設計で最重視されているのが、この「通風」。建築の平面・断面図の上に踊る、華麗な「風の線」は、もはやお約束である。この連載で繰り返し論じてきた吹き抜けも、まさにこの「通風のため」。そんなに通風はクールなのだろうか。

 通風の目的は、主に2つである。(1)人体周りの気流が放熱を促進し、人に高い空気温度を許容させる。(2)室内でこもる熱を排出し、室温を外気並みに抑える。

 (1)は、比較的理解しやすい効果。ある程度の風速が必要だが、扇風機やシーリングファンで補うことも可能である。(2)の効果も、家電などの内部発熱が増加している最近の住宅では特に重要である。ただし、「室温を外気温度並み」にするのがせいぜいなのは、当然ながら要注意。つまり、「外に涼しい空気」がなければ意味がないのだ。

 農村のように広い敷地に緑が豊富ならば、外気は涼しく冷やされている。しかし現在の市街地の空気は、道路のアスファルトや車の排ガス・エアコンの排気などで加熱・汚染された、「ご遠慮したい」シロモノ。まずは本当に通風するべきか、敷地を冷静に分析することが肝心である。

過度な期待」をクールダウン

  通風で涼をとることは、かなり好条件の敷地でない限り難しい。密集した住宅地ではなかなか条件を満たせないし、周辺環境の変化にも大きな影響を受けてしまう。「エコハウス」の多くは緑が豊富で広大な敷地に建てられているため見過ごされがちだが、市街地に立てた場合にどうなるのか、想像力をたくましくすべきである。

 暑さの穏やかな夏の初めや終わりに通風を利用することで、冷房を必要とする期間を短くすることは十分に期待できる。しかし本当に暑い時期に通風だけで対応することは、どだい無理。どうせ冷房を使うのであれば、必要な空間だけに間仕切った方が効率的。通風最優先の開放的な空間は、効率的な冷房の障害となってしまう。そして何より、冷房の消費エネルギーは暖房の「10分の1」。冷房を少しばかり減らそうとしたばかりに暖房が増えてしまっては、「つじつまが合わない」のだ。

 夏の建築的対策としては、日射の遮蔽・遮熱の方がはるかにローリスクで「手堅い」。通風については、期待ほどほどに、冷静な敷地観察と建物設計が求められる。過剰な期待には早めに「冷水」を。

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