Archive for » 11月, 2011 «

ほとんどのエコハウスの屋根には太陽光発電システムが載っている。果たしてこの選択は常に正しいのか。東京大学の前真之准教授は、必ずしも載せればよいとは限らないという。日経アーキテクチュア2011年10月25日号「エコハウスのウソ 第12回 屋根に太陽光を載せるべき?」から抜粋する。(日経アーキテクチュア)


 

 住宅における太陽光発電設備は、「条件のよい場合はシッカリ載せる。悪条件ならさっさと諦め、他を考えるべき」。以下、その理由を説明していきたい。

 人類は化石エネルギー中毒から脱却して太陽エネルギーに戻る必要に迫られている。人類が夜型の生活を続ける以上、昼の太陽エネルギーを夜のために「貯めておく」必要がある。

 昨今話題の住宅用蓄電池は、自宅に金庫をつくって「自宅預金」するようなもの。昼間に太陽光の電気を貯めておき夜の需要をまかなうことで、自然エネルギーによる「完全自立」が可能。ただし、蓄電池は高度な技術とレアメタルを大量に必要とするため非常に高価。将来はともかく、現状では現実的でない。

 より現実的で普及しているのは、つくった電気を自宅では貯めずに外の系統に売電する「マーケット」型である。いわば、昼には稼いだお金をせっせと株式マーケットにつぎ込んで株を買い、夜に株を売って生活費にまわすようなもの。うまくいけば、「夜に必要なお金<昼に買っておいた株」となって、差し引き「お釣り」がくる。自宅に現金(電気)を置かずにすむので、金庫(蓄電池)が要らない。電気は「貯めるのは難しい」が「送るのは簡単」なので、理にかなった「自立」のやり方である。

 ただしこのやり方は、夜に誰かが電気を供給してくれないと成り立たない。つまり、火力発電所が不可欠となり、化石エネルギーへの依存を断ち切れない。結局は「パラサイト(寄生)」なのだ(詳細は、日経アーキテクチュア2011年10月25日号を参照)。

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ほとんどのエネルギーは、太陽エネルギーが姿を変えたもの。しかし、このエネルギーを享受できる時間と現代人の生活時間は一致しない。東京大学の前真之准教授は、まずはこの点を認識すべきという。(日経アーキテクチュア)


  太陽光発電と太陽熱のどちらが良いのか。結論を出す前に、まずはエネルギーとCO2の関わりについて、簡単に整理しておきたい。

 太陽光発電については、「エネルギーを創り出す」「創エネ」という言葉が多く使われる。さながら「ゼロから」生み出すかのような印象を受けるが、本当だろうか。正確に言えば、エネルギーを「創り出す」ことなど人智の及ばぬところ。人間にできるのは、元々どこかしら存在していたエネルギーを、利用しやすいように変換することでしかない。人間にとって有用な熱・運動・光・電気エネルギーを、何から変換して持ってくるか、が本質である。

 地球上のエネルギーのほぼ全ては太陽起源である。例外は原子力程度であり、ほぼ全てのエネルギーは太陽エネルギーが形を変えたもの。太陽光発電だけが特別扱いされるべき理由は何もない。古来より人類は、「自然エネルギー=太陽エネルギー」に依存してきたわけだが、なにぶんにも密度が低く冬には不足しがちである。

 そこで、生い茂る植物が太陽エネルギーによって大気中の炭素を固定化した、薪や植物油を利用するようになった。「おじいさんは山に芝刈りに……」の世界である。これで寒い冬にもいくばくかの熱や光を得ることができるようになったが、やはり限界がある。だから、昔の人は夜明けとともに起床して太陽エネルギーのある昼間に主に行動し、日暮れとともに就寝したのである。

化石エネルギー中毒

 19世紀に入ると人類は、石油・石炭・ガスのような化石燃料が高密度のエネルギー源で使い勝手がよく、地下を掘ればどんどん出てくることに気づいた。化石エネルギーから熱や光を好きなように得られるようになったため、太陽エネルギーの束縛から離れて好き勝手な生活ができるようになった。真っ暗な夜中に煌々と照明をつけて夜更かしをし、挙句は寒い冬に暖房を効かせて冷たいビールやアイスクリームを飲み食いするまでになったわけである。 

 こうして人類はすっかり「化石エネルギー中毒」になったのだが、この当てにしていた化石エネルギーが、実は地球環境を破壊するリスクが高いことが発覚した。植物は光合成により気の遠くなるような長い時間をかけて大気中のCO2を固定化し、今日の地球環境をつくり上げてくれた。その際に地下に隠された炭素が化石エネルギーの正体だったわけだが、人類はそれを喜びいさんで燃やし、CO2を大気中にぶちまけてしまった。何か起こらない方がおかしい。いつまでも化石エネルギーに頼っているわけにはいかなくなってきたのである。

太陽がない時に必要

  こうしてもう一回、太陽エネルギーに「直接」頼る必要が出てきたのであるが、どっぷりと化石エネルギーの恩恵におぼれて好き勝手に暮らしてきた「中毒患者」を、自然エネルギーに頼る「禁欲的」な生活に復帰させようとするのは容易ではない。「禁断症状」が出てくるのは避けがたい。 

 日本の気象条件を考えると、太陽エネルギーの利用は風力などよりも有利とされている。しかし、太陽エネルギーは1日の中でも通年でも、非常に変化が大きいという宿命を持っている。おまけに、太陽エネルギーとエネルギー需要の変動は全く反対である。これは、夜や冬に「明るく」「暖かく」暮らそうと、「太陽を補うために」エネルギーを使っているのだから、考えてみれば当たり前。これをならす「タイムシフト」が必要になるのだが、それは次回のお題。

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大阪市では、「女性に対する暴力をなくす運動」(平成23年11月12日~25日)の実施にあわせ、関係各社の協力により、通天閣を女性に対する暴力根絶のシンボルカラーである紫色にライトアップする取組み等を大阪府と共同で行います。

 また、大阪市地域女性団体協議会との協働により、街頭啓発活動を実施します。

 暴力は、その対象の性別や加害者・被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。特に、配偶者等からの暴力、性犯罪、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為等女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。社会の意識啓発等、女性に対する暴力の問題に対する取組をいっそう強化することを目的として、国の主唱により、全国で「女性に対する暴力をなくす運動」が実施されます。 

※「女性に対する暴力をなくす運動」についてはこちら(内閣府のホームページにリンクします)

通天閣のライトアップ(紫色)について

 「女性に対する暴力をなくす運動」実施期間にあわせ、なにわのシンボル通天閣が女性に対する暴力根絶の象徴であるパープルリボンにちなんだ紫色にライトアップされます。

【期間】    平成23年11月11日(金)・12日(土)・25日(金・「女性に対する暴力撤廃国際日」)

【場所】    通天閣(大阪市浪速区恵比須東1-18-6)

【主催】    大阪市・大阪府

【協力】    通天閣観光(株)・(株)日立製作所

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