国土交通省は、建設業許可の業種区分の点検の検討に反映させるため、業界１１０団体を対象に実施したアンケートの結果をまとめた。回答を提出したのは７５団体で、うち業種新設や統合・再編などを要望したのは３８団体だった。
　
　
　主な要望をみると、日本空調衛生工事業協会が「機械設備一式」、全国クレーン建設業協会と全国基礎工業協同組合連合会、全国コンクリート圧送事業団体連合会が「建設機械」、日本グラウト協会が「地盤改良」、全国圧接業協同組合連合会が「鉄筋継手」、全国解体工事業団体連合会が「解体」、全国特定法面保護協会が「法面保護」、全国鉄構工業協会が「鉄骨」、マンション計画修繕施工協会が「（住宅）改修」、日本下水道管路管理業協会が「下水道管路維持管理」、全国仮設安全事業協同組合が「足場」の業種区分をそれぞれ新設するよう求めた。
　
　
　詳細をみると、「建設機械」の新設を要望した全国クレーン建設業協会などの３団体は、現行のとび・土工から建設機械関連工種部分を抜き出すよう要望。「鉄骨」の新設を求めた全国鉄構工業協会は、現行の鋼構造物から形鋼、鋼板の加工などの業種を分割することを求めた。日本空調衛生工事業協会は管工事への消火設備の統合も求めている。
　
　
　アンケート結果は、２４日開かれた中央建設業審議会（国交相の諮問機関、中建審）と社会資本整備審議会（同、社整審）産業分科会建設部会の基本問題小委員会に提示された。この結果を参考に業種区分見直しの是非を検討する。現行の建設業許可の２８種の許可業種区分は４０年間見直しが行われていない。

戸建て住宅の雨漏りで、サッシと外壁の取り合いは、雨水が侵入する確率が極めて高い要注意ポイントだ。雨漏り対策で基本中の基本だが、いまもなおこの部位からの雨漏りトラブルはよくある。

　木造戸建て住宅の外壁工事を専門に手掛けるチバ建装（高松市）の千葉龍生社長は、次のように話す。「防水施工や雨仕舞いで重要な箇所はすべて、最終的に隠れてしまう」。同社の場合は、こうした箇所で要注意ポイントを「見える化」「見せる化」することで、ミスや見落としを防ぐようにしている。

 　例えば、サッシと外壁下地の取り合い。サッシ周囲の透湿防水シート施工で、独自のひと工夫を加えている。下の写真のように、フィンの上にかぶるシートの端部が、サッシ枠の立ち上がりから1cm程度離れた位置になるように張る。テープの表面側はく離紙をはがす前に、適切な位置を見当を付けてシートをカット。シートを張ったら、サッシ周囲の四方に透明防水テープを上張りする。

チバ建装が外壁工事まで請け負った木造戸建て住宅の新築現場。写真でサッシの縦枠付近を見ると、最上層の透明な防水テープ越しに、シート端部がサッシの立ち上がりから1cmほど離れた位置にあるのがわかる。シートとサッシのフィンとシートを密着した黒い両面ブチルテープの施工状態が一目瞭然（写真：池谷和浩）

　「雨仕舞いや防水の効果として、この1cm自体に意味はない。しかし外装材を施工するまで、最も重要なテープの施工状態をひと目で確認できる」（千葉さん）。品質をチェックするための1cmなのだ。

 他の工程にも同種の取り組み

　同社のこの種の取り組みは、他の工程にもある。例えば、同社はバルコニーなどのFRP防水施工も手掛けており、ここでも「FRP層を施工した後、表面仕上げの塗装面（トップコート）は住宅の完成直前まで施工しない」とする独自の手順を導入（下の写真）。これも品質確保上の工夫。FRP層やさらに下層で下地材の目地に張った防水テープなどの施工状態をぎりぎりまで目視確認するためだ。塗装では面の施工はもちろん、溶剤拭きでほこりや工事の粉じんを入念に除去したうえで行う。 

チバ建装が手掛けたバルコニーのFRP防水部分。FRP層の施工後、表面塗装は完成直前まで待つ。FRP層や、下地板の継ぎ目に張った防水テープなどの施工状態などがひと目で確認できる（写真：池谷和浩）

 　近年の木造戸建て住宅は工期が短く、雨仕舞い・防水の重要箇所はすぐに見えなくなる。だからこそ、こうした「見える化」の工夫は、リスクの軽減につながると言える。

大阪市港区の海遊館では、平成23年12月16日（金）から25日（日）までのクリスマスシーズン限定で、17時から、海遊館の普段は入ることができない特別なスペースで、ビールやワイン、ソフトドリンクなどを楽しめるペアチケットを販売します。ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽を眺めながら、思い出に残るひとときをお過ごしいただけます。

今回販売するクリスマス限定のペアチケットは、「クリスマス・ペアチケット」と「クリスマス・ビューチケット」の2種類があり、「クリスマス・ペアチケット」は2名分の海遊館大人入館券とワンドリンクを含み、一日限定200枚（400名分）で5,000円にて販売します。「クリスマス・ビューチケット」は、「クリスマス・ペアチケット」の内容に加えて天保山大観覧車の乗車券2名分を含み、一日限定50枚（100名分）で6,200円にて販売します。なお、11月25日（金）から、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、サークルK、サンクスの各コンビニエンスストアに設置しているマルチメディア端末にて前売りにてチケットの販売を行います。

　　　　　　　　　　　　
　海遊館は、水族館としては珍しく20時まで営業（最終入館19時)しており、17時以降には「夜の海遊館」として、館内の照明を変更し、幻想的な夜の海の様子を演出しています。さらに屋外では、海遊館ならではの生き物をテーマにしたイルミネーションを22時までお楽しみいただけます。クリスマスシーズンという特別なこの機会に、思い出に残る特別なひとときを海遊館で過ごしていただければと考えています。

• 実施期間

平成23年12月16日（金）～25日（日）
海遊館への入館可能時間　16時30分～18時45分
特別スペースの利用時間　17時00分～19時30分
（海遊館の営業時間　10時00分～20時00分）

• 券種

「クリスマス・ペアチケット」
海遊館（大人）入館券＋ワンドリンク（ワイン、ビール、ソフトドリンクから1種類）それぞれ2名分　5,000円（1日限定200枚）

「クリスマス・ビューチケット」
海遊館（大人）入館券＋天保山大観覧車乗車券＋ワンドリンクそれぞれ2名分　6,200円（1日限定50枚）

• 販売方法

11月25日（金）0時00分から、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、サークルK、サンクスの各コンビニエンスストアに設置しているマルチメディア端末にて、ご利用日0時00分まで枚数を限定して前売りで販売します。
前売りにて「クリスマス・ビューチケット」を購入された方には、もれなくエコカイロをプレゼントします。
※ご利用日0時00分までの販売枚数が、予定枚数に達しない場合は、ご利用当日に限り、海遊館チケット窓口にて18時45分まで販売します。

• その他

○クリスマス限定ペアチケットの販売期間中は、アフター5ペアチケット、サンセットペアチケットの販売を行いませんので、予めご了承ください。
○アルコール類の提供は20歳以上の方に限ります。
○お車で来館された方には、アルコール類は提供致しません。