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 国土交通省は、2012年度補正予算案に中小・中堅建設企業に対する金融支援事業として、新事業など3事業に計18億5000万円を計上する。国か地方自治体と災害協定を締結した企業が建設機械の購入資金を借り入れた際の金利を一部補助する新事業を盛り込むほか、3月で事業が終了する下請債権保全支援事業と建設業金融円滑化事業の事業期間を1年延長する。中小企業金融円滑化法が3月末で廃止されることに対応して予算を手当てする考え。

                     
 建機購入の金利助成には、10億5000万円を充てる。国か地方自治体と災害協定を締結している建設業団体に加盟しているか、直接災害協定を締結している建設企業に対して、返済初年度の1年間に限り金利の3分の2(上限4%)を補助する。1110万円の建機を金利6%、3年間で返済する場合、合計40万円前後の補助が受けられる。

                            
 対象の建機は、経営事項審査の審査対象のショベル系掘削機、ブルドーザー、トラクターショベルの3種。一方、東日本大震災により建機を滅失し、災害協定を締結している企業は3種の建設機械に限定することなく、同様の仕組みで金利を補助する考え。

                   
 補正予算が成立した後に建設業振興基金が公募要項を公表する。応募企業の要件は資本金が20億円未満か従業員が1500人以下の企業。

               
 事業期間を延長する2事業のうち、下請債権保全支援事業には5億4000万円を投入する。下請代金などの債権保全やファクタリング会社のリスクを軽減する損失補償といった仕組みは従来と同様だが、損失補償割合をこれまでの実績を加味して95%から90%に引き下げる。

           
 地域建設業経営強化融資制度には、2億6000万円を確保。公共工事請負代金債権を担保に事業協同組合が融資を行う仕組みは従来と変わらないものの、建設企業が負担する事務経費への助成を3万円から2万円に減額する。

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前回の記事では、古い団地を住みこなしている住まい手たちを紹介した。では、住まい手以外の一般の人は、古い団地にどのような印象を持つのだろうか。西東京市のひばりが丘団地で開催されたワークショップ「団地オモシロアイデア会議」から探ってみたい。ワークショップを主催した東京R不動産のメンバーに寄稿してもらった。 

 実際に古い団地を見て、人はどんな印象を持つのだろうか。「団地R不動産」では2012年5月、サイトから参加者を募り、西東京市のひばりが丘団地で「団地オモシロアイデア会議」を実施した。

当日集まったのは25人。20代になったばかりの建築学生から、40代後半の社会の中堅的な人まで様々な人がやって来た。

 まず午前中は、1959年竣工のマンモス団地の敷地内をツアー。空いている室内も見学した。それからピクニックシート広げて皆でランチ。そして、いよいよ会議がスタート。「こんな団地があったら」というアイデアを出し合った。

 最初に、午前中の見学ツアーを経て感じた「団地のいいと思うところ」を書いてもらった(表1)。環境の良さ、子育て、いろいろな世代が住んでいることを「いいところ」と評価する回答が目立つ。子どもの頃によく団地で遊んでいた人は、その記憶が呼び覚まされたりもしたようだ。

表1●ワークショップ参加者の意見「団地のいいと思うところ」
子育てにぴったり
お年寄りとも仲良く、子どもをみてもらえる
木登りOK、的な?(したことがないことを子どもにさせてやりたい)
スーパーとか保育園がある
学校商店街が近くにある
団地の子は仲が良い
安いのが魅力
年配の人と話す機会
鬼ごっこ、楽しそう!
日当たりが良い
(敷地内の)道がまっすぐでないところが良い
ヤモリとか生き物が多い
小さい頃、団地に住んでる友達の子同士が仲良しで羨ましかった
建物が熟成している
敷地内にブランコがあるのにビックリ
団地だと子どもが住みやすそう
コンクリートより土や緑の感じがある
子どもにとって遊び場が多そう!
広くて緑がある
空地がひろく取れているところ
木々が多い
適度な荒れ感がいい
木の種類も多い
若い人と高齢者の接点があっていい
棟番号のサインが愛らしい
ジブリの映画のような懐かしさ
愛着が湧くディテール
団地内のコミュニティーがありそう
緑と古い建物が気持ちいい
保育園が同じで子どもたちに仲間意識が生まれる
草ボーボーでツタがはっているところ

 環境、安心、コミュニティー、ノスタルジー。今の日本で求められているものが、古い団地にはある。団地は再び時代にフィットし始めたのかもしれない。

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従来は見向きもされなかった不動産に新たな価値を吹き込んできた「東京R不動産」。彼らが今、注目しているのが、地域のコミュニティーや緑がしっかり残っている古い団地だ。こうした団地の住まい手に学ぶことで、リノベーションなどによるストック再生や、新しい集合住宅のヒントを得られるはずだ。団地空間の価値について、住まい手の声を知る東京R不動産のメンバーに寄稿してもらった。


 

 東京R不動産では、新しい視点で団地を再発見して、住み方も提案していくサイト「団地R不動産」をスタートさせた。約1年前の2011年12月のことだ。

 それ以来、多くの団地を見て回っている。一見無機質に見える、規則的に並べられた住戸。でも扉の向こうには、画一的な暮らしではなく、自分らしい住み方を見つけて古い団地を楽しんでいる人たちの空間がある。特に昭和50年代以前の団地は、ゆったりした敷地に、たっぷり茂る緑が迎えてくれるような、豊かな空間を維持しているところがたくさんあるのも魅力だ。

ふすまを外して大きな部屋に

 東京・渋谷から急行電車で約30分。東急田園都市線の中でも繁華街として連日賑わう青葉台駅から、徒歩15分。横浜市の桜台団地に住む松本さん夫婦は、雄作さん30代、恵さん20代。結婚を機にこの団地に引っ越してきた。今は小さな男の子が一人、家族に加わっている。

 桜台団地は1966年竣工と築年数は古いが、4階建ての低層RC造で、つくりはしっかりしている。南北両側に付いた窓からは風が気持ちよく吹き抜ける。エアコンのない時代に考えられた、室内に自然の風を通すための知恵だ。

部屋の間取りは、公団住宅の基本形と言われる「田の字型」プラン。松本さんたちは、大きな改修をすることもなく、自分たちなりに空間をアレンジして上手に使いこなしている。キッチンと居間を仕切るふすまは取り払い、大きなワンルームのようにした。境目だった敷居上に腰高の棚を置いて緩やかに仕切ると共に、料理のための作業台・配膳台にしている。

 団地は比較的収納が広かったり奥行きが深かったりするので、それを生かして一部転用の工夫もした。リビングの隣りの部屋にある押し入れの中段に化粧板を乗せてデスクにしているのだ。ここがもともと押し入れだったとは、言われなければほとんど気づかない自然な仕上がりだ。

豊かな自然とコミュニティー

 松本さんたちが感じている団地の魅力は、南北に気持ちよく風が抜ける室内空間だけではない。1つは豊かな自然。団地と共に時を経て、敷地の木々が大きく育っている。新築マンションで実現するのは難しい風景だ。

今、恵さんは団地自治会の役員も務めている。3歳になった子どもの幼稚園通いが始まり、自身も仕事に復帰。自治会活動が負担でないとはいえないが、「コミュニティーでの新たな交流につながるし、高齢化の進む中、若い自分たちがおじいちゃん、おばあちゃんばかりに自治会運営を任せきりではいけない」と思うようになった。

2人暮らしにちょうどいい

 かつては日本の典型的な農家の間取りだった「田の字型プラン」。これが団地の間取りの基本構成にも援用され、面積約12坪、2DKの「51C型プラン」となった。よくできたプランだが、夫婦と子ども1人(もしくは2人)が住むには、プライバシーがないことが難点だ。でも、2人暮らしならちょうどよいサイズともいえる。

 東京都調布市の神代団地に住む西湖望さん。親子二世代で47年間、団地の同じ部屋に住み続けている。今はご主人と2人暮しだ。

 西湖さん宅の間取りは2DKの約43m2。かつて家族4人で住んでいたときは、2つある部屋の1室を居間兼両親の寝室、もう1室を姉弟の部屋として使っていた。現在は、ふすまを外してキッチンと居間をひと続きの空間として使っている。

神代団地の魅力には、自然環境や生活の利便性(徒歩10分と京王線乗車20分で新宿へ)の良さが挙げられるが、西湖さんが一番気に入っているのは、団地内のコミュニティーだ。近所はみんなが顔見知り、気心が知れているので安心感があるという。

 埼玉県蓮田市の白鳥美保子さんは、蓮田駅前住宅に住み始めて30年以上がたつ。3人の子どもは独立し、今は夫婦2人暮らしだ。白鳥さんは今、かつての子ども部屋を改装した趣味の部屋で機織りをするのに夢中だ。2人暮しだからこそ実現した空間だといえる。

そして、この分譲団地に当選して越してきてすぐにできた友達、三好さん、鈴木さんとは今でも大の仲良し。この3軒でまとめて一緒に団地の部屋のリフォームをするほど親密な関係だ。時間の蓄積がなければつくり上げることのできない人間関係がここにはある。

商店街で高齢者を送迎

 松本さん、西湖さん、白鳥さん、皆がいずれも大切にしているのが、地域での人間関係、コミュニティーだ。実は、今でもコミュニティーがしっかり機能している団地はいくつも残っている。

 その一つが東京都武蔵村山市の村山団地。団地の商店街では、団地のお客さんを送迎する三輪自転車タクシー「まいど~宅配」が敷地内をのんびり走り回っている。

 送迎車は平日に運行し、ドライバーは商店街の商店主3人と外部ボランティア数人が務める。商店街にあるステーションに電話で申し込むと、ドライバーがドア・ツー・ドアでの送迎に出動する仕組みだ。「できれば直接お店に行きたい」というお年寄りに喜ばれているという。

 団地内の診療所やリハビリセンターへの送迎も引き受けている。発案者は、この商店街で衣料品店を営む比留間誠一さん。自治体の助成金を得て始めた事業だが、現在は送迎車のリース期間が終了し、武蔵村山市商工会が買い上げ、商店会がこれまで通り運営している。

 肝心なのは、「自分たちでこれをやるんだ」という人がコミュニティーの中にいることです、と比留間さんは熱く語る。

今回は団地が本来持っている魅力の一端を、住まい手の目線から紹介した。自然豊かで、コミュニティーが醸成されている団地の住空間の価値を改めて認識し、さらに生かす方法はもっとあるはずだ。

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