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 「中古住宅の流通は、やらねばならない最重要課題という思いがある。景気対策と成長戦略において、住宅分野の活性化をなんとしてもやり遂げなくてはならない。活発な議論で市場の活性化を促してほしい」――。3月6日、国土交通省が開催した中古住宅の流通促進・活用に関する研究会の冒頭挨拶で、国土交通副大臣の鶴保庸介さんはこう檄を飛ばした。国交省が中古住宅・リフォームトータルプランを策定してから約1年。いまだにくすぶる中古住宅の流通などの市場を本格的に離陸させるために、新たな研究会がスタートした。

 研究会のメンバーは5人。座長を務める明海大学不動産学部教授の中城康彦さんのほか、早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科教授の小松幸夫さん、日本大学経済学部教授の中川雅之さん、東京大学大学院経済学研究科教授の福田慎一さん、名古屋大学大学院経済学研究科教授の家森信善さんが名を連ねている。また、オブザーバーとして金融庁が参加した。

 第1回目となる今回の会合は、中古住宅の流通に関する国交省の状況説明から始まった。その後、市場関係者がそれぞれ、現状や課題などを報告。市場関係者としては、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)、住宅生産団体連合会(住団連)、全国銀行協会(全銀協)の3団体が参加した。

 トップバッターの全宅連は、中古住宅売買にかかわる価格設定について、不動産流通近代化センターの価格査定マニュアルの利用状況などを説明。戸建ての中古住宅の場合、成約事例の情報が少ないことや建物の状況を評価するのが困難なことから価格設定が難しい状況を示した。さらに、住宅の検査や調査などの合理化・一本化を要請。顧客の不動産リテラシー向上が必要なことにも言及した。

 住宅の生産者側の立場として状況を説明した住団連は、流通市場の整備事例として優良ストック住宅推進協議会の取り組みなどを紹介。そのうえで、中古住宅流通の活性化をさらに進めるための課題の一つとして、買い取り再販事業で事業者に掛かる税金の負担軽減などを訴えた。

 全銀協は住宅ローン融資の対応状況などについて解説。建物やリフォーム内容に対する担保評価が難しい点を指摘した。また、リバースモーゲージローンについても状況を説明。認知度向上などの取り組みが必要なことを示した。

活性化のための理論も必要に

 取り組みや課題についての意見交換では、委員を中心に様々な意見や課題の指摘などが飛び出した。

 例えば、日本大学教授の中川さんは「悪循環を断ち切り活性化するためには、複数のプレイヤーが同時に動く必要がある」と指摘したほか、売り手しか分からないような住まいの情報やレインズ(不動産流通機構)の情報なども、住宅ローンの担保を判断する情報の一つとして「金融業界などにどこまで開示できるのかの議論も必要になる」と提言した。他に、東京大学大学院教授の福田さんは中古住宅市場において「売買の活性化、賃貸の活性化、流動化の活性化の3つを、“三本の矢”として注力したい」と提案する場面もあった。これらの活発な意見を踏まえて、座長の中城さんは「中古住宅の流通を活性化させるための理論なども今後議論したい」とまとめた。

 第2回の研究会は5月ころの開催を予定している。中古住宅の流通促進・活用に関して、今後の取り組みを議論する方針だ。さらに、5~6月ころに第3回の研究会を開催し、その後、報告書の取りまとめを予定している。

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大阪市立長居植物園では、平成25年4月2日(火)より、「年間パスポート」の販売を開始します。

 この「年間パスポート」は、購入日より1年間、何度でも入園できるもので、四季を通じて咲く長居植物園の様々な花や樹木を堪能していただくことができます。

 当園は、大阪地方の太古から現時に至るまでの森林を再現した「歴史の森」やバラ園、ボタン園などの鑑賞園、人間の生活にかかわりのあるハーブや果樹などの植物を集めた教材園、各種見本園など11の専門園から成り、自然から学びながら豊かな情操を養うことができる植物園です。さらに、季節ごとに多種のイベントも開催していることから、年間パスポートをご利用いただくことで、一年を通じた長居植物園の魅力を感じていただくことができます。

 また、年間パスポートの発売記念特典として、発売より2ヶ月間、購入者全員に「長居植物園オリジナルクリアファイル」を進呈します。

長居植物園「年間パスポート」概要

発売日    平成25年4月2日(火) 午前9時30分から

有効期間  購入日より1年間

 例)平成25年4月10日購入の場合、平成26年4月9日まで使用可能

販売価格   1,000円  

 ※通常入園料200円  (ただし、中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む) 、大阪市在住の65歳以上の方(要証明書)は無料)

販売場所  長居植物園券売所(「正面ゲート」及び「花と緑と自然の情報センター改札」の2か所)

※「年間パスポート申込書」に必要事項記入のうえご購入ください

取扱いについて

・ご入園の際は、入口で必ずパスポートをご提示ください。

・有効期限内において、署名ご本人様に限りご利用可能です。他人への貸与・譲渡はできません。

・通常の開園時間のみご利用可能です。(休園日及びイルミネーション等の臨時開園の際にはご利用いただけません。)

・パスポートをお忘れの際は、所定の入園料をいただきます。

・パスポートの紛失・盗難などによる再発行はいたしません。

・パスポートご購入後の換金・返金はいたしません。

購入特典  発売記念特典として、長居植物園オリジナルクリアファイルを進呈

        ※平成25年5月末まで

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日経ホームビルダーは、住宅の新築やリフォームの際に実務者と顧客の間で発生したトラブルの事例とその教訓を、「クレームに学ぶ」として連載しています。ここでは、2013年3月号に掲載した内容の一部を紹介します。

 家を新築したAさんは、住宅会社B社の営業マンに勧められるまま、床置き式の蓄熱暖房を採用した。「冬場でも半袖で過ごせる」という言葉を信じたからだ。ところが実際に住んでみると、設定温度を24℃にしても、寒くてたまらない。

 Aさんは「これでは生活できない。何とかしてほしい」とB社に抗議。しかし、営業マンからは2週間以上たっても返事がない。仕方なく補助暖房を使うことにしたため、その分の電気代がかさむことに。納得がいかないAさんは、住まいの悩みに応えるNPO法人住環境健康情報ネットワーク(愛知県一宮市)にB社との交渉方法を相談することにした。

顧客は説明通りの効果を実感できなければ、設備への不満が高じて家全体に不信感を抱かないとも限らない(イラスト:柏原昇店)
                 
暖房方式で異なる感じ方
                    

 同ネットワーク理事長の中井義也さんは、「まず、暖房機の性能が部屋の広さに適しているのかということと、断熱の仕様がどうなっているのかについて確認することが重要だ。その上で、実際の生活が営業マンの話と大きく異なってしまった原因の説明と対応策を求めるように助言した」と説明する。

 蓄熱暖房は、安価な深夜電力を利用してレンガなどの蓄熱体に熱を蓄え、それを日中に少しずつ放熱して部屋を暖める仕組み。温風を循環させるエアコンやファンヒーターとは異なり、輻射熱で暖める。

 「温風ですぐに暖かく感じる対流式のエアコンに慣れている顧客の中には、輻射式の暖房に違和感を覚える人もいる。半袖で過ごせるような実例があるのかもしれないが、万人向けの説明ではない」と中井さんは指摘する。

 顧客は説明通りの性能を期待するもの。また、蓄熱暖房はエアコンなどと比べて高価な設備であるだけに、その期待度も高くなりがちだ。実務者には、的確な提案でトラブルの芽を摘む努力が必要だ。

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