入札参加資格審査

入札参加資格審査とは?

例えば、国、都道府県、市町村等が発注する建設工事等の請負契約の相手方を、
競争入札の方法で選ぶ場合には、入札に参加することを希望する業者には、
あらかじめ資格審査を行い、契約対象者としてふさわしいときには、
入札参加有資格者として認定しておくことが地方自治法によって定められています。

よって、公共工事の受注や物品の販売等をしたいと希望する建設業者等は、
あらかじめ必要な申請書類を提出して審査を受け、
入札参加資格者名簿に登録されていることが必要となります。

各自治体によっては、受付期間(時期)が定まっていたり、
電子申請のみでの受付となっている場合もありますので、ご注意ください。

入札参加資格の要件

・建設業法第3条第1項の規定による建設業の許可を受けていること。

・資格審査基準日の直前1年間の事業年度終了する日を審査基準日とする建設業法第27条の23第1項の規定による経営事項審査を申請していること。

資格審査基準日以降、入札参加資格審査申請日までに営業譲渡、合併、会社分割、及び会社更生法又は民事再生法の適用により当該事由による経営事項審査を申請している場合は、当該経営事項審査の申請をもってこれとみなす。

・消費税及び地方消費税など、各種納税義務事項について未納額が無いこと。

建設工事の入札に参加したい場合は、
あらかじめ建設業許可を受けており、
有効期間内の経営事項審査(経審)の結果通知書が必要となります。

入札参加資格審査には「定期受付」、「随時受付」の2種類があります。
官公庁にて異なり、「定期受付のみ」のところもあります、ご注意ください。

定期受付

定期受付とは、建設工事や物品買い入れ等ともに行う入札資格審査の事。
申請時期は2~3年に1度やってきます。大阪市や東大阪市や堺市などが該当します。
申請に基づき申請者の順位格付けを行い、「競争入札参加有資格者名簿」が作成されます。
なお、定期認定時での提出漏れや登録業種等の追加に対応するため、
半年に1度の追加認定を行う官公庁もあります。
建設業者においては業種の追加を申請することができます。

随時受付

随時受付とは、定期受付で申請しなかった方や、「特定調達案件」 への入札参加希望者等、定期受付の期間以外に入札参加資格審査の申請をすることができる受付です。
大阪府や大阪市が該当します。
なお、大阪市への入札参加は大阪府に登録を行なわないと入札参加できません。

サービス内容

申請に必要な書類を収集し、申請書類を作成し、管轄窓口に代理申請します。

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